ザ・フライ 1986年公開

総合評価 3.8点 / 5点満点中

あの、まず初めに言いたいのは怖すぎる ってこと

マジで怖いわ、今まで見た映画で断トツかもしれない。

以前紹介させていただいたTheブロブもなかなかの怖さがあったしホラー映画としての怖さで言ったら負けてないとは思うのだが今作は出来が良すぎて本当に怖いし気持ち悪いし真のホラー映画と言っていいんじゃないかと思う。

ジュラシックパークのジェフゴールドプラム演じる科学者セスが物体転送装置を発明。この装置にはまだ生物実験が試行されておらずセスは実験に踏み切るか迷うのだがビートルジュースにも出ていたジーナデイヴィス演じる記者ヴェロニカとの出会いもあり猿を使った実験に踏み切り失敗も経た後、見事成功させる。

勢いづいたセスは自分を実験台に人体実験を行うのだがこれが悲劇の始まりだった。という物語。

今作はもっと前に公開されたハエ男の恐怖(1958)のリメイクらしいが、そちらも気になるほど脚本が面白いと思った。

まず自分で実験してしまうまでの展開はよくある化学映画な感じなのだが、その人体実験から徐々に科学者セスの変化が見えてくる。(ここも定番)

その変化がハエの特徴を意識した変化であり「なるほど、ハエになるならそうなるかもね」と思う。

そしてだんだん動物的になって理性が保てなくなってきていよいよ変じゃね?とセス本人も気づくあたりは天才的な科学者ならではだろう。

ここまでは悪い方向に行ってしまったスパイダーマンみたいな感じで見てられるだが、だんだん腕の肉が裂けたりセスの体に気持ち悪い特徴が現れてくるあたりで皆さんは一旦飯を食ったりポップコーンを食ったりするのをやめると思う。

そのくらいリアリティがあって気持ち悪いし怖いのだ。(序盤で猿の実験があるけどそこも注意)

という感じで中盤に差し掛かるまでに怖さの片鱗が見え始めるのです。


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中盤

もう徐々に徐々におかしくなっていきますよ

急に怪物になるような見せ方もこの手の映画ではよくありますけど今作にはそういった茶番はなく、少しずつ少しずつおかしくなっていく様が気持ち悪さと恐怖を効果的に煽っておりいわば大人な演出でじわじわくる面白さがあるんですな。

同時に「これどうなっちゃうんだろう?」とか

「え?終わり方とかどうすんの?どうしたらゴールなのこれ?」

という先行き不透明な見せ方が見事としか言えない。

そこもグロテスクな描写が多いがゆえ視聴者に考える隙を与えていないのだろう、これが意図的なものであったのなら監督も天才だ。

しかし怖いねぇ、静かに恐怖する映画なんてこの作品くらいじゃないか?

筆者はチャイルドプレイシリーズが好きで1~5までのDVDを買うほど好きなんだが、ああいったスプラッターホラー系の恐怖とはまた違った独自の怖さがあるので唯一無二だと思う。

チャイルドプレイ1の奇妙さが好きで今まであの独特な世界観を超えるものはないと思っていたが今作は凌駕しているかもしれない。


ラスト

えーマジで怖いよ

ずっと怖いけどラストやばい

結構無理矢理な展開に思えてセスの生存本能による展開が納得させられる。

闘いは他のホラー映画と比べたらいたって静かなものとなっているため地味に映る人もいるかもしれないがしっかりグロテスクで怖い。

ここまで書いて気づいたんだけどよくあるホラー映画で見られる追われる恐怖がほぼないんですよ。

なのに怖いの!

つまり存在そのものが怖いものになっていくという怖さなんですよ

ここが見事ですね。

じわりじわりと変化するラストがこの映画の最大の見せ場ともいえるでしょうな、そのくらいラストは衝撃的だし人間味も感じられて凄い。

これ以上のラストはなかなかないね。


まぁここまでいいこと書いてきましたが

しばらく見たくないです

ほんとにキモちわるい

ただ80年代にここまでのクオリティーを作り上げた当時の名優達と監督に敬意を表します。

以上

フライは白身がいいなぁ

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大脱走 1963年公開

総合評価 4.5点 / 5点満点中

映画を知らない人でもこういった脱出/脱走系映画というと思い浮かべるものはこの大脱走かアルカトラスではないだろうか?どちらもかなり古い映画でありながらそのくらいの認知度があると認識している。(違ったらゴメーヌ)

そんなわけでこの傑作映画を詳しく見ていこう。

今作は原作者の体験を元に執筆されたGreatEscapeという本が原案としてあるのだが色々脚本されて違う点が多いらしい。

しかし実話をモデルにしているというだけでもこの映画の深みと面白さの裏付けに十分な要素だ。

いろいろ複雑なので省くが舞台は第二次世界大戦下のドイツでリチャードバッテンフォロー演じるバートレットが指揮を執りスティーブマックイーン演じるヒルツやチャールズブロンソン演じるダニーなどを含めた収容者全250名で脱出を図る物語だ。

今作は63年の映画なのだが古さがない。(時代的な古さではなく今見ても新鮮でアイデアに富んでいるという意味で)

そしてなんといっても名優達の若かりし頃が見れるというのも意味がある。

早速見どころを伝えていきたい。


アメリカ的でいい

まず冒頭30分までは話が掴めずよく分からない。特に捕虜が逃げても殺されることなく平気で戻されることが違和感を覚えるが、なんかよく分かんねぇけどそういう理由があったんじゃね?となんとなく納得。

そして30分過ぎたくらいでバートレットがやってきて指揮を執り始め話が面白い方向に動き出す。

こっから見どころが増えていくんだなぁ

スティーブマックイーンは早々に独房にぶち込まれて「おや?思ったのと違う」となるんだが後半の見せ場を見て納得。

要所要所で出てくるアイデアは原作に忠実に再現したらしいが、そのアイデアがすごい。

見る前にトンネルを掘る映画と知りスプーンで掘るのを想像したが、それはアルカトラスだと途中で気づく。ちなみにこちらも実話らしいよ。

話が逸れたが物語の中盤くらいでアメリカの独立記念日を祝うシーンがあるのだがそこでアメリカ人ライクなセリフや描写が出てきてアメリカ好きな筆者としてはオモロイと思った。


大量のジャガイモで何をしていたか解説

あのシーンは吹き替えだと触れられているのかもしれないが字幕版だと何の説明もなく浮かれて独立記念日を祝いだすので呆気にとられた方もいたかもしれない。

まず大量のジャガイモと画面左にあった寸胴鍋のようなものは見えただろうか?筆者は酒造のことをたまたま知っていたから見ただけで分かったのだがおそらくあれは簡易型単式蒸留器だと思われる。

つまり酒を造っていたんだな。

酒を造る方法としてワインのように発酵させるやりかたもあるがアルコールを抽出する蒸留という方法をここでは採用したようだ。

芋を使ったので芋焼酎と同じようなものかな?

いろんな人に飲ませるが皆秒で酔っ払っているところを見るとおそらく割水が中途半端か、そもそもそんなに水を入れてないので度数がやたら高かったのではないかと思われる。

(ちなみに原作ではワインを作ったとあるらしい)


ブロンソンかっこよすぎだろ

チャールズブロンソンといえばガンマンというイメージがあったんだが、今作を見てカッコよさと渋さにビビったよ。

筋肉もいいが、特徴的な髭がないというのもよかったし完全に渋い漢がそこに映っていたのでもう人気も存在感もいろんなものをかっさらった気さえする。

以前からトンネルを掘りまくってきたのに実は閉所恐怖症?的な設定もギャップ萌えの先駆者かよと思った。

実際にもうトンネルやだ!ってなるシーンも適度な緊張感を持たせてくれて、それでいてしつこくないから見ていてちょうどいい塩梅のハラハラ加減だった。

なんというかこの時のブロンソンが好きな女性は現代でも多いんではないだろうか?韓国系のイケメンとか昨今は人気だけれどもこのくらい渋い漢が本当にモテる漢なんじゃないかと思う。かっけぇぇぇぇ


さいごに

この映画はBGMのせいで抜けた印象を受けてしまうものの、中々シリアスかつ戦争の悲惨さや虚しさを伝えているシーンもありかなりよく出来ているまさに傑作だと思う。

もちろん2時間50分は長すぎる気もするが筆者はまったく退屈しなかった、「おお終わりか」くらいの感覚で最後まで見れた。

というのもそこで尺食ったんだろうなと思う脱走のシーンではしっかり冷や冷やするし、その緊迫感が最大限表現された結果3時間近い作品になったというだけの話で完成度から見ても大した問題ではないのである。

もうこのジャンルはアルカトラスかこの映画かって思う

もうねぇスゴイっす

以上

次は何見よか

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ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 1974年公開

総合評価 3.9点 / 5点満点中

(↓ネタバレを含みます)

ウルトラマンの映画でかなり異色といっていいだろう、今作はタイのチャイヨープロとの合作ということなのだがタイを舞台にしているためタイのハヌマーンという神様が出てきたり登場人物が基本的にタイの方々だったりタイの神話が使われるような描写があったりで純粋なウルトラマンの話とは一線を画す異色作といえる。

その理由としてはタイでの公開を前提に作られたために円谷プロ側はあまり脚本を気にすることもなかったようでタイでの公開後の1979年にウルトラマン作品として円谷プロがタイからネガを取り寄せて中身を見るまでその過激さに気付かなかったからではないかと思う。

以下が過激な描写だ。

主人公の男の子が頭を撃たれて死亡

その男の子を撃った泥棒も無残に殺される

ウルトラマン達が怪獣軍団を結構スパスパ切る、腕とか切れる

このように今作はタイの感覚で作られたと言っても過言ではなく、かなり過激な表現が多い。

円谷プロ監修みたいな常識がなかった時代の、時代が生んだクレイジームービーと言ってもいいくらい過激だ。

しかしこの作品は現地の子供達に日本のウルトラマンの魅力を伝えるとともにタイの信仰心とハヌマーンという神様が悪い事を絶対に許さないぞ!悪い事するとこうやって死ぬんだ!みたいな教育も兼ねたメッセージを感じるので面白いと思った。

はっきり言って今作はウルトラマンより神様ハヌマーンがメインなところがあるがウルトラマンのM78星雲の様子が描かれていたり人気のある怪獣も出てきたりするのでウルトラマンファンにとっては是非見ておきたい1作ではないだろうか?

ちなみに筆者はたしか5歳の時にこの映画を見たのだが、いうても演技が上手いわけではないし当時のタイの撮り方って感じもあって色々爆笑してしまう。

グロテスクなシーンもコミカルに描いたりするあたりはあまり理解できなくてよく分からない部分も多いのだが映画として見ればなんだか面白いくらいの感覚で見れる。

コチャンが撃たれるシーンが特に過激でバカバカしい

この映画が自分の過激さに火をつけたような気もする

以上

ギャーーーーーーーーーーーーー!!

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ランナウェイ(原題MoneyTalks) 1997年公開

総合評価 3.6点 / 5点満点中

出演作だとラッシュアワーが一番有名かな?元々スタンダップコメディの人なのでアメリカではお笑いの人であるクリスタッカーだが90年代の人気絶頂期の頃はFrydayとかフィフス・エレメントとか色々出てる。

今作は彼のスクリーンデビュー作らしいのだがラッシュアワーなどの後発作品群と比べてもかなり面白く、やりたい放題やれてるのでクリスタッカーの良さが前面に出ている。

ちなみに横の白人はチャーリーシーン。この人もアメリカ映画通であれば「あーあの人ね」となる一部で有名な役者だ。B級専門役者のイメージが強い彼だが映画「プラトーン」に出演しているぞ。

さて今作はクリスタッカー演じるフランクリンハチェットがダフ屋(チケットの違法販売、転売ヤーみたいなもん)をやっているのだがそれ以外でも法に触れる荒れた生き方をしており、冒頭で警察に捕まってしまう。しかし運がいいのか悪いのかマフィア達の脱獄に巻き込まれ自身も脱獄。そこでマフィア達のダイヤモンド密輸計画を耳にしてフランクリンはマフィア達を出し抜こうとするのだが・・・。という話。

どっちが悪か分からない感じが面白いし、フランクリンの明らかに堅気じゃない幼馴染なども出てくるあたりがアメリカらしくて面白い。

かたやチャーリーシーン演じるラッセルは新婚ホヤホヤで嫁がお嬢様ときた。

この嫁の実家とのやり取りもクリスタッカーのコメディ力が存分に発揮されていていい。嫁のパパがいいように使われている感じなんかすごくいいね。

全体を通してラストまで飽きなく見れるし下ネタなどありつつも丁度いいギャグが散りばめられているので良い意味での笑いの不意打ちが見事。

普通にスタンダップコメディを見てるような気持でも見れるところはポイント高い。

そしてアクション映画としての評価も高く、マニアックなクラシックカーが出てきたりその車でのカーチェイスが見れたりするのはなかなか気合い入ってて見応えがあった。

銃撃戦もスッキリしてるしラストの演出も結構にくい事をする

この映画はクリスタッカーのファン向けという部分も少なからずあるだろうがアメリカのコメディを知るにはかなり分かりやすくて笑える映画を探しているなら間違いなくオススメだ。

冒頭のバリーホワイトを熱唱するシーンの朝日なんかも筆者はたまらないね

もーーーーーー大好きな映画

以上

ダンッサーだからな!!!


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ターミナル 2004年公開

総合評価 4点 / 5点満点中

トムハンクス主演の実話をモデルにした名作、監督はETなどのスピルバーグ。

トムハンクス演じるビクターが母国で起こったクーデターのせいで帰国できなくなりターミナルで過ごす様子を描いた話。

元になったモデルはイラン人のナセリさんという方で亡くなるまで17年ターミナルで過ごしたそうだが、いやぁ戦争は嫌ですよ。

今作は面白いの一言に尽きる

非常に申し訳ないがトムハンクス演じるビクターが懸命に生き抜こうとする姿がすごくて、頑張ってコインを集める方法を見つけたり貯めたお金でバーガーキングを食うシーンは美味しそう。

なにより最後まで感動的な場面が豊富だし、いろんな人が助けてくれたりビクターが逆に助けたりする優しさの連鎖が素晴らしく泣ける。

2004年で一番感動できる映画なのではないだろうか?これはグリーンマイルのイメージがあるからとかそんなことではなくて単純に今作の完成度の高さとビクターを取り巻く環境が徐々によくなっていくこと、人間本来の助け合い精神が国籍を問わず誰にでもあるんだというメッセージが盛り込まれているがゆえではないだろうか。すごく感動した。

そして皆さんも嫌いだろうフランクがずっと嫌な奴なのは対比なのかもしれないから、これはこれでいいや。

今作は正直語るだけ無粋なくらい見てもらった方が早い傑作だ。

本当にこんなにも人間の優しさが溢れた作品はあまり見たことがない

残念なのはモデルとなったナセリさんとおそらくあまりリンクしていないハッピーエンドなところくらいだろうか?映画としてまとめるためハッピーエンドにしたようだが冒頭でも話した通りナセリさんは亡くなるまでターミナルにいたらしい。

ベルギーやフランスから国籍をもらったのだが頑なに入国しなかったそう。

ベルギーは母国語がないし多国籍だから行っちゃえばよかったような気もするのだがフランス語とかだから行かなかったのかな?(調べたら英語圏ではないみたい)

ナセリさんのようなケースがないようにこれからも戦争のない世の中を願います。

以上

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蜘蛛女 1994年公開

総合評価 4点 / 5点満点中

さて困ったことにこの作品は傑作であるにも関わらず日本ではあまり知られていない、それもそのはず興行収入的にはコケたっぽいのだ。仮に1000万ドルの製作費だったとして公表されている興行収入は300万ドルだったという情報があるためもし製作費が1000万ドルであればかなり赤字だ。

そんなことはさておき今作はレオンなどで有名なゲイリーオールドマン演じる巡査部長ジャックが蜘蛛女と呼ばれるモナ(レナ・オリン)を殺すことを依頼されるのだがこのモナ演じるレナ・オリンが抜群に 美人で消されるどころか弱みを握られてジャックがどんどん追い詰められていく話。

ほんとうに美人で「そりゃ手のひらで転がされても仕方ないか」と納得してしまうほどの美貌だぞ。

しかもハスキーな声ときた、ヒューーーーーーーーーー!

レナ・オリンの演技はどうかというとはっきり言ってカッコイイ

クールな経験豊富カッコよ姉さんといったイメージで凄くカッコいい。

元々マフィアの女として自由に上手く渡り歩いてきた役のようなんだがピッタリである。

そして滅茶苦茶バイオレンスで恐いのに美貌が半端ない

シャロンストーンなんかがこの時代だと比べられるだろうが筆者はこの時代のナンバーワン女優だと断言したい。

そのくらいこの時のレナオリンは美しい。(当時38だってよ!見えない・・・!)

そしてゲイリーオールドマンだが

筆者はなんというか、上手く説明できないのだが今作のゲイリーオールドマンが一番輝いていると個人的に思っている。

結婚して家庭もあるのに悪い女に引っかかって騙されちゃうダメ警察官なのだが、ラストに向けて焦っていく姿や精神が壊れていく様を見事演じきる演技力は見事だし凄まじいエネルギーを感じる。

この頃のゲイリーオールドマンが一番勢いがあったしはっきり言って怪演、誰にも真似できない演技力がこの映画で確認できるだろう。

レオンでの怪演が好きな人ならこの映画もすごく好きになると思う。

ちなみにこの映画の製作時期と被るか分からないが1991年に飲酒運転で捕まっており、飲酒できない鬱憤などを演技で晴らしていたのだとしたら納得してしまう。

この映画を見てからハリーポッターのシリウスブラック役が物足りなく感じるようになった、ゲイリーは怒ってなんぼなのかもしれない。

以上

いとを巻き巻きするよ~

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ウェインズワールド 1992年公開

総合評価 2.6点 / 5点満点中

オースティンパワーズとか今の人は知らないだろうし実はシュレックの声優もやっていたマイクマイヤーズ主演の映画。元々TVで人気だったそうだがスクリーンデビューは今作のようなので彼の出世作といってもいいかも。

ストーリーはマイクマイヤーズ演じるウェインとダナカーヴィ演じるガースがウェインズワールドというケーブルテレビ向けの番組を自宅で制作し定期的に放送しているのだがこれが今で言うYoutuberのはしりのようなことをやっていて、TV局は当然目をつけウチでやらないかと持ち掛けられる。しかし大人の事情でウェインとガースの求めているウェインズワールドとは違うものになっていってしまい、さぁどうなる!?という話。

今作はウェインとガースがロック好きな青年という役柄もありロックネタが盛り込まれているのが特徴でアリスクーパーが出演している点も大きいポイントだ。

そして成り行きでロックバンドの女の子と仲良くなり恋愛もする、そしてその恋愛のもつれが最後まで引っ張られてー的なやつ。

はっきり言っておくが1時間くらいでピークは過ぎる。そして徐々に下がっていってラストまで面白くは見れない。

ラストは人によっちゃ嫌いだと思う

筆者は嫌い。

中盤くらいまででお腹いっぱいなのとギャグの質がずっと似たり寄ったりなのもあるし、マイクマイヤーズってカナダ人なんだけどカナダ系のギャグってちょっとしつこいというか小ボケを連発して笑い待ちするか大爆発するかの2択しかないんじゃないかってくらい結構極端な印象を持っている。

今作もまさしくそういったギャグが8割であり、ジムキャリーのMrダマーなんかが好きな筆者としては「ちょっとイマイチかなぁ」と思ってしまうのが正直なところ。

ただひたすらバカやってずっとずぅっっっーーーーーーーーーーーーーとくだらないくらいのオースティンパワーズの強引な力技でゴリ押しする感じはこの頃のマイクマイヤーズには出来なかったんだろうなぁという部分は初々しくてよかった。(こっちもカナダコメディ的な独特の間やギャグがあって間延びする時もあるけどね)

まぁマイクマイヤーズも探り探りな感じあったし、一応TVのコーナーで人気があったキャラを引っ張り出してきたのが今作だからアメリカ人的には待ってましたくらいの良キャラなんだろうが日本人の筆者からしたら知ったこっちゃねんだこっちはである。

しかしだオースティンパワーズにも継承されているマイクマイヤーズのノリだとかマイクマイヤーズらしいギャグだとか顔芸などに焦点を当てるとそう悪いもんでもないと思う。

ただただバカを演じているので幅を広げにくかったはずだからそんな中ここまでやってりゃ立派ってもんだろう。

私はこの作品に関してはあまり好みではないってだけの話だ。

まぁ見たことないなら1回は見てもいいと思う、面白いとこはいくつかあるから。

ちなみにオースティンパワーズの独特な感じも嫌な時あるけど今作よりは見れる。

以上

マイクマイヤーズは安定の山寺宏一だよ

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時計仕掛けのオレンジ 1971年公開

総合評価 4.1点 / 5点満点中

2001年宇宙の旅などで御馴染みスタンリーキューブリックの映画。

主人公アレックスが親に甘やかされて育ったために自由奔放で滅茶苦茶な人間となり次第に犯罪も犯すようになっていき、ついには警察に捕まるのだが早く出所しようと更生プログラムを自ら志願し凶暴性がなくなったと認められ出所する。しかし因果応報で様々な仕打ちを受けるといった話だ。

今作はアレックスが好きなベートーヴェンなどのクラシックが印象的なシーンで効果的に使われている他、アレックスがよく歌う雨に唄えばが重要なきっかけに使われていたり音楽を愛する知的犯罪者という設定が作品をより面白くしている。

筆者はこの作品が好きでおそらく5回くらいは見たが、やはり何度見ても面白いと思った。

まず冒頭からアレックス率いる不良グループが珍妙な格好をしていながらも暴力と性を楽しむ人間の本能に従って生きているというところが面白い。

人間の性と学生である彼らの未発達な知能がわざわざお揃いのユニフォームとチーム内でナッドサット語という人工言語をわざわざ使うという今で言う「中二病」バリバリの設定も違和感がないどころか現代においてもあり得るあたり共感できるし、彼らの寂しさと家庭や学校を含めた社会に対する強い反発心と少しの自立心が4人のバカな不良を生み出したといえるあたり社会に対する皮肉と風刺を感じる。

近未来ということになっているが、当時からみて近未来というと80年代のことだったのだろうか?まぁそこら辺は原作者に聞かないと分からないのだがアレックスの家庭を見ると父は普通の会社員で母はヒッピー上がりのごく普通の専業主婦のように見えるし裕福で何不自由なそうに見えるあたり当時の景気が上向いていた社会がそのまま続いている世界線のように思えるので割と79年あたりの話ともとれなくない。

時代考察はもうこのくらいにしてだ

この作品が面白いのはやはり人間の不変性がテーマにあるところではないだろうか。

映画が始まってからアレックスが捕まるまでは豊かさが招いた堕落をアレックスという人間をモデルに見せられるのだが、まさしくUniverse25のような実験結果の一部を見せられているようで非常に面白い。

豊かさが必ずしも優秀な人間を産むわけではないということの証明になっているともとれる。

現にアレックス以外の彼の仲間達がどんな家庭環境だったのかは触れられていないが、おそらくアレックスが一番裕福だったのではないだろうか。学校をサボりレコードを買いに行きナンパして家に連れ込んだり、その時の服装が割と高そうな服だったしいっちょ前に紳士らしくステッキまで持っていたし普通の家庭よりは上だったろう。スピーカーもデカいしね。

とまぁ早い話がボンボンのバカな愚息だ。

そしてそんなバカが犯罪を犯して捕まるも表面的には更生しているがそれを具体的に証明するものはないかと模索している描写も芸が細かくアレックスの悪さが見えていい。

更生プログラムに希望を持つ残忍さがホラー映画よりも怖いくらいでいいのだ。実に細かく人間の悪の部分を描いている。

そしてその根っこの悪人魂を神は許さないとでもいうような展開がとても気持ちいいくらいだ

はっきり言って同情する価値もないのだからな。

そしてラストだ

筆者は初めて見たとき、このラストではっきり「人間とは変われない生き物である」ということを少ない言葉と映像で証明された気がした。

これこそが私がこの映画を好きな理由だ。

そう人間なんか変わんねーよ というメッセージ

ダメなやつはダメだよ、悪い奴は悪いことが出来なくなることを恐れて悪いことが悪く見えないように違った方向に努力をする。だからダメなやつはダメなまま

という深い答えが私は好きなのだ。

この作品が続編を作らなかったところも大きなポイントだし、この1作の中で完成されているというところが凄まじい。

ラストの甘々なクソ両親がアレックスが死ぬまで絶対甘いままなんだろうなと思わせるシーンも批判的でとてもいい。

以上

この作品の攻撃性が伝わると嬉しいな

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地獄に堕ちた三人組 2015年公開

総合評価 3点 / 5点満点中

遊園地で働く仲のいい3人組がくだらない約束を悪魔に誓うのだが、1人がそれをすぐ破り3人仲良く地獄に堕ちる話。

今作はおそらくクレイアニメなんだが、R18指定のジャイアントピーチみたいな感じ。

吹き替え版がYoutubeで見れたので見てみたが吹き替えが下手くそなのはもういいとして、冒頭からド下ネタ全開なのには流石にビビった。

普通に性器の名前連呼するしなんなんだこの映画?

内容が内容なだけに声優の情報がほぼないので推測したのだが芸人を起用したのではないかと考えられ占い師は椿鬼奴、男はどっかの男芸人、天使は友近なんじゃないかと思うんだが・・、まぁ違うだろう。

肝心な映画としての評価だが正直普通。

べつに面白くはないかな、ただお家デートで見たらこれはこれで楽しめそう。

むしろそのための映画なのかもしれない。

見どころを探したのだが特にない

ギャグが7割のアメリカ人が好きそうな典型的なブラックユーモアでいっぱいの映画といえば伝わるだろうか?そんな感じ

サウスパークよりはライトといえばいいかな

人種差別的な表現はほぼないからそこの心配はあまりないしバカバカしくていいとは思う。

ただ何度も言うが面白くはないんだよなぁ

1時間30分もない短い映画だから見やすいってのはあるし前述したようにカップル向けの映画として考えると悪くないので3点にしたが、決して家族で楽しめる内容ではないのでそこは注意が必要。

まぁいいんじゃない?

以上

もうなにも言う事はない

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私cannaokiはとんねるずさんのファンでして木梨憲武さんのノリタケーブルTVとか春は来ないとかが大好きなんですね。

しかし最近Youtubeで見ていた油面ばばぁのテーマが見れなくなっていて寂しい限りです・・。

どんな動画だったかというと当時野猿とかに参加していたスタッフさんが両サイドに座ってノリさんが真ん中に座って「どうもザゼン(たぶん違う)です」みたいなグループ名を言って新曲油面ばばぁのテーマについて軽くPRするんですがその後に「○○からのハト」とかいって手でハトを表現して曲のPVに移るって流れだったんですよ。

この曲は普通にいい歌詞だったと思うんですけどね

まぁ多少の下ネタはあったかな「月に一度のあれもない」

って歌詞はたしかによくないかもしれないけどそれ以外は結構ラップ系の曲としては完成度高かった。

誰か動画持っている方いたらぜひ見せて下さい。

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