ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 1974年公開
総合評価 3.9点 / 5点満点中
(↓ネタバレを含みます)
ウルトラマンの映画でかなり異色といっていいだろう、今作はタイのチャイヨープロとの合作ということなのだがタイを舞台にしているためタイのハヌマーンという神様が出てきたり登場人物が基本的にタイの方々だったりタイの神話が使われるような描写があったりで純粋なウルトラマンの話とは一線を画す異色作といえる。
その理由としてはタイでの公開を前提に作られたために円谷プロ側はあまり脚本を気にすることもなかったようでタイでの公開後の1979年にウルトラマン作品として円谷プロがタイからネガを取り寄せて中身を見るまでその過激さに気付かなかったからではないかと思う。
以下が過激な描写だ。
主人公の男の子が頭を撃たれて死亡
その男の子を撃った泥棒も無残に殺される
ウルトラマン達が怪獣軍団を結構スパスパ切る、腕とか切れる
このように今作はタイの感覚で作られたと言っても過言ではなく、かなり過激な表現が多い。
円谷プロ監修みたいな常識がなかった時代の、時代が生んだクレイジームービーと言ってもいいくらい過激だ。
しかしこの作品は現地の子供達に日本のウルトラマンの魅力を伝えるとともにタイの信仰心とハヌマーンという神様が悪い事を絶対に許さないぞ!悪い事するとこうやって死ぬんだ!みたいな教育も兼ねたメッセージを感じるので面白いと思った。
はっきり言って今作はウルトラマンより神様ハヌマーンがメインなところがあるがウルトラマンのM78星雲の様子が描かれていたり人気のある怪獣も出てきたりするのでウルトラマンファンにとっては是非見ておきたい1作ではないだろうか?
ちなみに筆者はたしか5歳の時にこの映画を見たのだが、いうても演技が上手いわけではないし当時のタイの撮り方って感じもあって色々爆笑してしまう。
グロテスクなシーンもコミカルに描いたりするあたりはあまり理解できなくてよく分からない部分も多いのだが映画として見ればなんだか面白いくらいの感覚で見れる。
コチャンが撃たれるシーンが特に過激でバカバカしい
この映画が自分の過激さに火をつけたような気もする
以上
ギャーーーーーーーーーーーーー!!