キル・ビルvol.2 2004年公開
総合評価 1.7点 / 5点満点中
前作キル・ビルvol.1の続編。
ユマサーマン演じるブラックマンバがビルを倒すまでを描いており、またもや日本映画などのオマージュが盛り込まれた仕上がりとなっている。
もちろん前作は酷評してしまったが今作も正直厳しめの評価となった。(タランティーノは好きよ)
はっきり言って前作よりは確実に面白い映画だし、やっとタランティーノ映画になってきたなぁと感じることができた。
たとえばエルと闘うシーンはキルビルの最大の魅せ場のように思えるほど見応えがありパルプフィクション的なバイオレンスさがとてもよかった。(結末がちょっと残念だが・・。)
エルに繋がるまでのブラックマンバのピンチと回想は個人的に好きだしタランティーノらしくもあり現実味があって好感が持てた。
そしてビルとの再会で意外な事実に直面するあたりもアクション映画のありきたりな展開と緩急ではなく、この映画ならではの個性的な緩急をつくりだしていてとても良かった。
しかしなぜ1.7点だったのかというと
・エルとのバトルがピークだった
・エルに花を持たせてやってほしかった
・エルより盛り上がるラストではなかった
・vol.1を端折って繋げてもよかったのではないかと思うほど1があんまりだったので足を引っ張られた
上記が主に評価を下げた点である。
アメリカらしい映画である反面、日本映画の雰囲気や監督の方々に敬意を表したタランティーノは素晴らしい人だと思うのだが面白いかどうかは別である。
私個人が思うに、この映画はバランスこそ取れているが長いし実験的に感じるので映画を作る側にこそ響く映画なのではないかと思った。
様々な映画を見てきた映画オタクにしか分からない世界観をそのまま表現しているからこそ分かりにくくついていけない感じがするのだ。
そこに加えて日本文化が中途半端なイメージで入ってくるあたりがなんとも筆者は違和感でしかなくてあまり好きになれなかったのだ。
いろいろ思うところはあるが、あれだ
1回見たらいいかな って映画だ。
んーー。他が面白すぎるのかなぁ