ロボコップ2014 2014年公開
総合評価 2点 / 5点満点中
映画ロボコップ(1987)のリメイク。
リブートらしく、メインストーリーはだいたい同じだが1987年のロボコップとは違う内容となっている。
以前酷評したターミネータージェニシスのようなものだ。
今作はリメイク、リブートなので色々進化した面やオリジナルに対するリスペクトが感じられるものの、1作目のロボコップと2作目を足して見やすくしたような内容でオリジナルの残酷さや悲惨なシーン、面白いアイデア展開までもカットされたような仕上がりとなっておりオリジナルを知っている人からしたら物足りない。
そもそもここまでパワーダウンしてリメイクする意味があったんだろうかと思わざるを得ない。
前述したターミネーターに関しては配役から設定、立場に至るまでいろいろ変えすぎてて意味わからないしクソつまんなかったけど、こっちはオリジナルに寄せるとこは寄せてる。(BGMがオリジナルと同じだったりする)
ただオリジナルの美味しい展開は残酷すぎるとかオリジナルに寄りすぎてるとか判断したのかそういう大事なシーンや設定ほど使われていないなど中途半端すぎる面が目立った。
最近はこういったリメイクリブートはあまりやらなくなってきたので安心しているがミュージシャンの伝記映画が流行っている昨今、同じようなことが起きるのではないかと少し心配してる。
そんなことはさておき、今作は50分くらいで飽きた。
もちろん最後まで見たけどオリジナルの巧妙なラストと違ってすごくガッカリした。
オリジナルは主人公マーフィが体も失い家庭も失い、居場所も失ってサイボーグとして生きるしかない失意を乗り越えて平和を守るためだけのヒーローになっていく姿がスーパーマンだとかバットマン以上の人間ドラマを感じさせる素晴らしい脚本と設定だったのだが、今作は見事にヤワに仕上がっている。
アメリカのデトロイトという犯罪が蔓延る都市で犠牲になり、もう二度と自分と同じ人間を生み出さないように尽力するためのストーリーとしてマーフィが1度人間として死ぬことで家族もマーフィを諦めざるを得なかったんだなと空っぽのマーフィ家族が住んでいた戸建てが映るシーンはとても意味があったし、人間ドラマに深みを与えていたのにそれがないのはなんだ!
家系ラーメン屋で働いて数年後、のれん分けしたのに醬油ラーメンの店を開いたようなもんだ。
深みのあるスープの作り方を学んだじゃねぇのか、おめぇさんはよう!!
という心境になった。
なんかベースが美味いからなおさら残念である。
ま、本人が満足ならいいんでないかな。
ちなみに最後クラッシュの曲が流れるのも意味わからなかった。
筆者はクラッシュが好きだが、この雰囲気で使う曲か??なんかセンスないなぁと思った。
以上
ジョーストラマーにあやまってほしい