キル・ビル 2003年公開
総合評価 1点 / 5点満点中
パルプフィクションなどで有名なクエンティン・タランティーノの4作目という今作はパルプフィクションにも出演したユマサーマンが主演のアクション映画。
あらすじとしてはユマサーマン演じるブラックマンバ(ブライドと呼ばれてるらしいが劇中ではブラックマンバ呼びの方が多いのでブラックマンバという認識。)という元殺し屋が結婚する予定だったのだがお腹の子もろともボスのビルに撃たれて瀕死になる。しかしブラックマンバは4年後に意識を取り戻し組織に復讐を誓うという物語だ。
タランティーノ映画が好きな身としてはもちろん高評価をつけたかったのだが、ほんとにつまらなかった。
今作はオマージュだらけらしいが血が噴き出すシーンが多くて飽きたし、30分くらいまではパルプフィクションの雰囲気があってワクワクできたのだがだんだん日本映画的な見せ方だったり日本意識された世界観やタランティーノが思う日本くささみたいなものが正直微妙でリアリティがなくて変な日本のイメージだった。
ブラックレインなんかはそこら辺かなり見事で(この作品も正直日本を変に解釈してる感じはあるけど。)キルビルよりは日本をまともに研究している感じがある。
日本語があまりお上手ではない点は面白いからいいと思う。すごく面白い
特に 「イ、ク ヨ」が大好きです。
映画としての総評は盛り下がる日本語と馬鹿馬鹿しいグロテスクな表現、脚本自体に見るほどの価値を見出せないことからも1点。
タランティーノ映画の面白さはリアリティだと個人的に思う。だいたいどれもバイオレンスな作品だが突拍子もない内容の映画はなかった。ワンスアポンアもめちゃくちゃ面白かったが、あれこそリアリティがあって俳優の葛藤が描かれていたり人間的な面白さと優しさと人生の厳しさに立ち向かう姿がとてもよかった。
このキルビルに関しては空想上の訳わからん日本のマフィアがAV男優みたいなマスクをみんなしていて皆刀を扱える設定で皆凄みがなくてマイナーなアイドルみたいなのさえマフィアの仲間として登場してしまうので退屈だった。
アニメのシーンは特に言うことはないがタランティーノ映画で見たいものではなかったかなぁ悪くはないけど。
ただラストの次回作への伏線はなかなかいいし、ルーシーリューがハゲ河童みたいな死に方をする点と最後に流れる演歌はピッタリでよかった。
ただそれ以外はホントに何もないし、見てよかったとは思っていない。
まぁvol2が面白いことを期待しよう。
以上
チルビル