ツインズ [え?普通にいい映画じゃん](3.6点)

ツインズ 1988年公開

総合評価 3.6点 / 5点満点中

プレデターなどで御馴染みアーノルド・シュワルツェネッガー氏とバットマンリターンズのペンギン役など結構有名作品に出演しているダニーデヴィート主演の作品。

今作は遺伝子技術により優秀遺伝子をもったシュワルツェネッガー演じるジュリアスが実は双子の兄がいることを知り探しに行くのだが兄であるビンセント(ダニーデヴィート)は対照的に悪事ばかり働き女癖も悪く滅茶苦茶な生き方をしている事を知る。しかし弟と出会い家族というものを知っていきビンセントは徐々にマトモに生きようと自らを変えていくようになるといったストーリーだ。(吹き替えや映画説明などで兄としたり弟としたりややこしいのだが双子の兄弟なので大差ない。)

今作はよくある問題に巻き込まれてバカ騒ぎ大慌て大爆発系かと思ったがまったくそんなことはなくて

むしろストーリー重視に仕上げられておりアクション映画のシュワちゃんとは違った多少地味かもしれないが深みのある面白い映画となっている。

そんでちょっと泣ける。

序盤こそ往年のハリウッド映画的な雰囲気満載で今にもシュワちゃんが銃をぶっ放しそうだが最後までそんなことはなく平和な世界観であった。

シュワちゃんの役ジュリアスは体を鍛え頭もいい文武両道な設定であるものの少し抜けていたり田舎育ち過ぎて世間知らずな感じも新鮮で面白い。ちょっとやりすぎなんじゃねーかと思うとこもチラホラだったがこれはこれでアリ。

一方ビンセントは対照的で悪いことするくらいしかできない劣等生的な存在なんだが出生の秘密を知る科学者になぜ自分がそんなことばかりするのか理由を知ってしまうシーンは結構同情する。

そしてそれに同情するシュワちゃんを見て「あれ?結構いい映画じゃね?」と思った。

そうこの映画はビンセントの悪事で後々いろいろ巻き込まれるものの恋愛だったり、家庭というものを知らない兄弟がお互いを通して善悪を知ったり自分たちが知ることの出来なかった生き方を知ったり家族の暖かさを知ったりするという非常に深いテーマがある映画なのだ。

中盤あたりから恋愛がテーマの映画にスルッとすり替わるような感じがあるがそれもそれでよかったし

母を探す展開も運命の歯車的な演出で違和感はなかったし双子ならではの癖が似てる設定もいい

母探しはラストに大きな意味を持たせたともいえるのでかなり重要な脚本だったんだと最後まで見れば理解できるあたりも素晴らしく分かりやすい。

なによりこの映画はラストでしっかり幸せを手にする描写がよかった、見ていてスッキリする。

なんというか星の王子ニューヨークへ行くに最初は似てるなぁと思ったんだけれど、こっちの方が複雑な背景をテーマにした分深みがあるように感じられた。

何度もしつこいかもしれないがシュワちゃんなのに派手なアクションとかないのが凄くいい、それがギャップみたいに感じてよりよく見えたのかもしれない。

たまにはこんなちょっぴり危なくても平和なアメリカ映画を見てみたいと思っていたんだ

ちょうどよかったね

以上

ゴーズトゥハリウッド!

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