最近転職をして大失敗したのでその話をします。

未経験からエンジニアは嘘

融通の利かなさ

派遣会社オフィスにて

結果的にどうしたか


私いろいろ仕事をしてきたのですがサッシ屋という体力仕事をちょっと前までやっていました。

サッシ屋は朝7時出社~17時退社が業界平均と言われていますが私がいた会社は

朝7時40分には出社して19時30分に終われば早いという超ブラック企業でした。

遅いと帰るのは20時以降

22時過ぎても会社にいた事もありましたね。

私が入社する前からそんな環境だったのですが改善する見込みはなく新入社員は辞めていき自分も体力の限界だったので退社をしまして、エンジニアの会社に転職しました。

今回はそんなエンジニア派遣会社のよくなかった点を話そうと思います。


未経験からエンジニアは嘘

はっきり言って大学卒業したての若い人などであれば未経験入社してもエンジニア職に就ける可能性は低くないのですがそれでももう無理だと思います。

問題点は大学や専門学校で学ぶことで、やっとスタートラインに立つことができる紛れもない専門職であり知識と経験がなければ目当ての仕事に就けないからです。

死に物狂いで資格を取って面接したとしても経験がなければ受からない

つまり企業は即戦力しか欲しくない訳です。

それなのに未経験の人間を囲うのは何故かというと儲かるからです

派遣会社が派遣することで取引先の企業に安く人材提供ができます。

最近増えている車のサブスクのようなものをご存知でしょうか?

保険や車検を丸投げして月々定額で車に乗れるサービスがありますよね?

あれと構造がよく似ていまして派遣先はいわば客、派遣元(派遣会社)は車を提供する会社なのです。

実際雇用契約や保険などの管理はもちろん派遣会社が管理し派遣先の会社が来た人間を気に入らなければ違う人に替えることもできるし優秀であれば自社の社員として迎えることもできる。

言い方悪いですが人身売買みたいです。

私が入社した時は私ともう一人の新入社員で派遣先会社に伺い二者面接をすることが多かったのですが、明らかに適応障害のあるような方や面接で余計なことを喋ってしまう変わった方と面接を受ける頻度が高くて「こういう明らかに喋ったら分かるような人も入社させるなんて、マジで滅茶苦茶だな」と思いました。


融通の利かなさ

派遣先がいてこその派遣会社なので、その前提があるというのは理解できますが本当に融通が利かなくて面接の時に派遣先は沢山あるしあなたのお住いの近くにもあると言っていたのに1か月近く仕事が見つからなかったり、今の条件だから見つからないのではないですか?条件を変えた方がよくないですか?と言っても「んー、いやそんなことないですよ」と謎の自信を皆さんお持ちなんですが、気づけば派遣決まるまで2ヶ月かかってました。

その間給料は出ると言っておきながら2/3しか出ないし、もう本当に酷い。

生活費払えなくなるかもしれないんですけど?困ってるんですが?怒

と電話で話しても「はぁ」と

自分には関係ねぇやという態度

マジで腹立った。

でこっちは焦るから条件変更したいと伝えると「じゃあ会社に来てください」が始まる。

で仕方ないから会社に行ったけど余裕はあるとか言うから信じて条件を変えずに2週間。そんだけ時間経っても変わらないから「また会社行くんで条件変えさせてください」と言ったら

「え?この電話で条件変えられますよ」

はぁぁぁ???マジでこんな人間しかいねぇのかよ!!?

本当にね人の事、人生、転職した背景とか状況、など何一つ考えたり想像したりできない腐った人間の集まりだと思います。

電話でも揚げ足取りみたいな事ばっか言うし、バカにした態度だったし、自分が不利になりそうだなと思ったら話逸らしたりろくな人間がいなかった。


派遣会社オフィスにて

えーいきなり不満が爆発して申し訳ないですが全部事実です。

事実ついでにこんな体験を話しましょう

この派遣会社は無駄な面談が多く、状況が悪いと感じると奴らはすぐ「会社に来てください面談しましょう」と言います。無駄に二時間とかみっちりやります凄く無駄な時間でした。

しかしそんな穴だらけの人間達の会社なのでオフィスも穴だらけ。

壁が薄くて声がよく聞こえるんですね

そこで聞いたのはこんなやり取り

人事「病院行ったんですか?

もう普通じゃないと思います

精神病院行かれた方がいいと思いますよ、実家に帰れないんですか?

なんにせよ働けないんですよね?」

とガン詰めしている会話だ。

おそらく上京してきてエンジニアの仕事に興味を持ち入社したが経歴的に仕事に就けず困り精神を病んでしまった方に対しての容赦ない口撃だと思われる。

まぁやりそうだなと思った。

私の面接時もやたら上からものを言われたし、人の気持ちや状況に寄り添うという口コミもおそらく自作自演だと思うほど明らかに対応がキツく口コミと真逆の事しかされなかったからごく自然な事だと思った。

いくらメンタルが強くても仕事がない事見つからない不安は精神的にくる、メンタルに自信がない方は絶対入らない方がいい。


結果的にどうしたか

未経験でもエンジニアになれる などと言う会社は全部嘘です。

私はおそらくこの会社にいたらいいように使われて派遣先での就業が始まればより辞めにくい事を言われたりするだろうなと簡単に想像できたので二度と関わりたくないしITエンジニアという限定的な仕事には興味をなくしました。

入社して分かったこととして今現在AIが発達しておりAI管理業務が増えているので開発とAI管理で仕事を独占してしまいIT業界はより経営困難になることが予想されますし、格差拡大と派遣システムの崩落による失業者の増加が予測できた為早く辞めてよかったと思います。

20歳とか学校卒業して最低限の知識があるとかで就職見つからなくて本当に困り果てた末の最終手段としてならギリギリ候補に入れてもいいレベルだと考えてください。

結局人間は物資のやり取りから離れられないのです。これからは情報がカギを握ると言われていても食事をするときにデータを食べる時代はまだ来ないと思います。

衣類、食品、住居 これらのベースに立つ仕事をやれば自ずと安定していけると思いますので皆さんもけっして派遣会社なんかには入らず地道に頑張って働ける安定した企業に入ってください。

皆さんの転職に幸あれ

以上です、また来てくださいね。

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去年の話になってしまいますがIbanezのロードコアのペグを替えたのでその時の動画とその後の経過を話そうと思います。

動画はちょっとふざけていますが、内容はちゃんと考えて作ったのでペグ交換の際には参考にしていただければ幸いです。

私自身高校生の頃からペグ交換はやってきているので慣れていますからその点もご安心ください。


GotohSG381MGT07-L6-B

今回交換したのはこちらです。


言わずと知れたゴトーのペグですね。

もう世界基準ではないでしょうか?

ちなみにIbanezの10万以上のギターは結構ゴトーのペグが標準搭載されている事が多いと思います。

現に私の愛用するロードコアはロック式ではありませんでしたがゴトーの安いペグが使われていました。

ちなみにRGプレステージも持っていますがこっちにもゴトーの普通のペグが使われています。

Ibanezの基準なのかフジゲンの基準なのか・・?

よく分かりませんが他のメーカーでもペグにこだわりがなければ取り敢えずゴトーというくらいゴトーのペグは凄い信頼と安定性なので私もそこに乗っかって今回ゴトーに替えたわけです。


ゴトーのペグは気を付けて

さて今回私が交換したものはペグ裏の

ダイアルを回して弦を固定するタイプ

になります。

これをフィンガーロックタイプ

と呼んでいるそうです。

このタイプの利点は裏のダイアルを締めれば弦を固定できるので、簡単かつ早く弦交換ができる事です。

機構が単純なので専用工具なども必要なく、いつもの弦交換にダイアルを回すという動作が加わるだけの簡単な設計になっており使いやすくて凄く好きになりました。

一方ゴトーのペグにはコチラの↓

ハイトアジャスタブルタイプ


という商品があります。

私も自分の別のギターに載せていますが

こちらは弦を通す穴の上にミゾがあり

そこを10円などのコインで締めて弦を固定するという道具ありきの構造になっています。

慣れれば別に難しくないしフィンガーロックタイプより1000円ほど安いので、そこまで気にしないのであればこちらでも問題ないと思います。

私はメインのギターにフィンガーロックタイプを、サブのギターやライブで使わないと想定されるギターをハイトアジャスタブルタイプにして区別していますが利便性を考えるならばフィンガーロックタイプに統一するのが一番いいかなと感じました。


交換時はサイズに注意

僕の場合ゴトーからゴトーに交換だったのでほぼ採寸しませんでした。

でもサイズピッタリでした。

これも同メーカーのものだったからという点と日本製だったからという条件が揃っていたおかげだと思いますが実際昨今のギター事情からみてサイズの極端な差というものはないと思います。

注意すべき点は

・L(標準的なペグ仕様)か、レスポールなどの3対3仕様か珍しいR(昔はよくあったリバースヘッド仕様)なのかという点。

・古いフェンダーストラトやレスポールなどはペグの形が特殊な場合が多いので採寸して合うか確認する。

・元々付いているペグが何かを確認し、他社メーカーに交換する場合はサイズがどのくらい変わるかを考える。

考えても分からなければ楽器店に確認。

以上の3点はまず押さえる事です。

私は楽器店で買うと高くなるし交換しますか?って無駄なセールストークをされると嫌なので採寸してピッタリ合うなら自分で買ってしまいますが、目盛りの見間違いだったり構造の見落としだったり交換できたけど音が変わっちゃったなどの小さい事を気にしがちな方にはオススメしません、改造自体オススメしません。

とはいえ自分でメンテナンスする楽しさはやはり特別なものですからペグ交換くらいの軽作業ならやっていいと思います。

実際自分の廉価版ギターのペグをダダリオのロックペグに交換した時、私は高校生でしたが採寸などろくにせずに買ってバラシて付けたら普通に付いていまだに何の問題もなくチューニングも安定しているのでペグのサイズなんてそんな変わらないんですよね。

ただ油断は禁物!

グローバーが載っているならグローバーに、形が似ているものがあるならそれに交換するという要点を押さえて間違いのないようにパーツを選ぶ事を忘れないでください。


ゴトーのペグの特徴

ゴトーのマグナムロックの特徴ですが

弦を巻かずにフロイドローズのように、ペグ側とブリッジ側で固定するという方法でチューニングを安定させています。

ほとんど弦を巻かないという事ですね、これは他のロック式もそうです。

しかし私が買ったこのペグは1点だけ異なる点があります。それは

1~3弦が低く、4~6弦は高く設定されている点です。

↑ 動画の後半で紹介していますが、安いペグにはない特徴かつ公式の説明書を見るまで気づけなかった仕様なので

(ペグを買った箱に説明書入ってない)交換する際は間違えないようにお気を付けください。


半年経った感想

半年経って思ったのはやはり安定性が凄い事ですね。

Ibanezのネック(まぁフジゲン製ですけどね)だからっていうのもありますが、チューニングの安定性が素晴らしい。

3日後に弾いても多少ズレているくらい、それも外気温の寒暖差の影響によるもので大した問題ではない。

本当に優れていますね。

私はルックスとかビンテージパーツとか正直どうでもいいと思っていますし消耗品はいつかは替えなければならないものだと考えているので他のギターも間違いなくゴトーに替えたいと思います。

ドイツのシャーラーとか有名ブランドは多くありますが日本クオリティーはやはり他の追随を許さぬ性能を誇っているし、挑戦的な商品も多いので私はそういったメーカーの商品を楽しみにしています。

今回は以上です

また来てくださいね。

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今回はYouTubeに交換手順を投稿したダイナガイドのストリングガイドについてのレビューをします。

ダイナガイド


ダイナガイドはちょっと変わったストリングガイドです。

通常のストリングガイドはフェンダーのストラトに採用されているカモメ型のものが多く、たまにローラータイプが使われているくらいだと思います。

このフェンダーなどで使われているストリングガイドですが、経年劣化で摩耗し弦に引っかかってチューニングを狂わせる原因になります。

ものによるので確実に何年でダメになるというものでもないのですが目安としては

「チューニングしてるときにピキピキ音がする、こすってるような音がする」

など異音がするようになったら交換でもいいと思います。

自分は5年ほどでピキピキ音がしてましたね。


交換の仕方

交換の仕方は↑動画の方で詳しく解説してますがネジを外してダイナガイド付属のネジを使ってダイナガイドを付けるだけです。

プラスドライバー一本あれば女性お子様でもできる軽作業ですから頑張ってチャレンジしてみてくださいね。


交換効果

ビジュアル面は好き嫌い分かれそうですが本当にチューニングが安定します。

摩擦が最低限になるよう接点をフリーになるよう設計されており、この形になったと思われますが本当に狂わないです。

そもそもストリングガイドはある程度のテンションを与えて安定させることさえできれば従来品のようなミゾにはめる必要性などないのだとこの商品は教えてくれます。

うちの全ストラトにも載っけようと思うくらいいいです。本当にやろうと思ってます。

1200円でここまで安定するならGood

皆さんも試してみてくださいね。

以上

また来てください。


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見てきました!!!

まぁ!まぁね!はい!

※ネタバレととれる表現アリ

劇場版 僕とロボ子 (2025/4/18公開)

総合評価 3.2点 / 5点満点中

ジャンプ作品の僕とロボ子というギャグ漫画の劇場版ですね

声優さんが豪華なので見る価値はあります。


みどころ

子供向けギャグ漫画路線なので仕方ないですが分かりやすい笑いやすいギャグと芸人さんのチョコレートプラネットのお二人が関与している感じがまた分かりやすい映画だなと思いました。

つまりチョコプラファン、ロボ子ファンにはおいしい展開と内容になっているのでそこは見どころですね。

他にもルフィの田中真弓さん、奇面組の千葉繫さん、悟空の野沢雅子さん、プリキュアなどの上坂すみれさんといった豪華な声優さんが出演されていることは、声優ファンに響くでしょう。

以上2点がこの作品の興行収入を支えるといっても過言ではないと思います。


序盤

序盤は若干説明的なやり取りが多くて、ギャグもちょいちょい入れてはいましたが展開が遅いと感じました。

今回は最近アニメのファンになって映画を楽しみにしていた友達と行って感想を聞きましたが

「アニメの何倍も遅いからちょっと面白くなかった」

と正直な感想を聞けました。

僕はアニメ見たことないし原作も読んでないのですが、たしかにギャグのキレはよくなかったし説明の方が多くて新規取り込みのために必死なんだと読めてしまい、そこもあまり面白くない原因になっていました。

もしこのままこの感じが続くのであれば

見たくないなとさえ思っていた時、新しい展開が起きました。


タイミングはいい

20分くらいでちょっと見てるのが辛くなってきた時に豪華声優さん達が続々と現れるシーンで期待値は一気に跳ね上がりこの時点での総合評価3.6点をマーク。

展開こそベタで内容が渋滞している点はさておき、これを楽しみにしていた筆者からすれば一番のサプライズ、ご褒美展開だったといえます。

タイミングもかなりよく、あと数分遅れていたら評価下がりっぱなしだったかもしれません。


田中真弓さん無双

今作は田中真弓さんがメインと考えてもいいくらい一番おいしく目立っていました。役柄的には千葉さんが目立っていい内容なのに何故か千葉さんは薄め・・。

それこそ奇面組的なアプローチが出来ていれば全体的なギャグ不足感を補えた気もしましたが、奇面組サイドの許可おりなかったのかな?ちょっと残念。

話は戻りますが田中真弓さんの役は一見ただのルフィに見えましたがしっかり女の子版ルフィみたいな演じ分けをされており、そこの声優さん力を見せつけられたことでこの作品への評価が変わりました。

女の子らしいルフィってどんなだろ

もしもルフィが女の子だったら

といった二次創作的な事を公式でやった事はある意味功績だと思うので、そこだけでも見る価値があると思います。


ラストまで失速

すごく盛り上がっていたのに段々と失速していきました。

具体的には避けますがバトル展開に持っていったのはよかったものの、やりたいことと見せ場を作りきれてない感が否めず見てる側としては

「もうちょっと滅茶苦茶にやりたい放題な展開でもよかったんじゃ?」

と思うほど控えめなラストに向かっていってしまったので正直20億は無理なんじゃないかなと思ってしまいましたね。

もちろんオマージュだらけで細かく見れば面白いしおいしいアイデアが多く盛り込まれているので絶望的に面白くないとかはないんですが、もう少し構想を練って寝かせてもよかったんじゃないかなと素直に思います。


まとめ

昨今の子供向け作品を取り巻く環境、大人も取り込む工夫の難しさといったところが垣間見えてしまい純粋に楽しめない部分は残念でしたが、子供を楽しませたいとか面白い作品にしたいという意図は十分伝わってきましたので見る価値はありますし地上波出たらまた見たいなとは思いました。

そして原作に対する興味もわきましたしアニメの評価は高い点も今後今作が伸びてほしいファンがいることの何よりの証明。今回の手厚い待遇も今後の成長を願ってのものなのかもしれません。

ちょっと好きになりそうですね。

最後すべってると思うんですが皆さんはどう思いますか?

以上

また来てくださいね。


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SFホラーの金字塔

下ネタかよ

シガ二ーのたたかい

しっかりSF

地味だけど秀逸なラスト

まとめ



(↑は6作品パックです。1~コヴェナントまで収録)

エイリアン (1979年公開)

総合評価 3.6点 / 5点満点中

エイリアンシリーズの第一作目

主演のシガ二ーウィーバーが乗る宇宙船が地球帰還途中に小惑星に寄り道するのだが、その寄り道が命取りとなり船員がエイリアンに寄生されてしまう。

エイリアンは人間より大きく成長し、その異常なスピードと攻撃性で次々と船員を襲う といった話だ。

ブレードランナーなどで有名なリドリー・スコットが監督した今作は、以降長く続く作品になったが、3から監督が代わるなど不安定な時期に入ると面白さが激減したり意味の分からない設定が増えたりしていったので時間がある方はその遍歴を見て楽しんでもらえると幸いだ。


下ネタかよ

エイリアン雑学では結構有名な話で私も過去に聞いたことがある話なんだが

エイリアンの造形は男性器をモチーフに作られたそうだ。

これはデザインを担当したH・R・ギーガー氏がそもそも性的表現を入れた作品を作る人だったようなので必然だったようだ。

とはいえアメリカのバンドKoRnのマイクスタンドのデザインや自身のバーの店舗デザインなど活動の幅が広かったことも伺える。

ちなみにエイリアンデザインは原作者の案だという話も聞いたことがあるのだが調べたところデザインがまとまらずギーガーに依頼したという経緯が記されているのでこちらは間違いのようだ。


シガ二ーのたたかい

この作品は言わずもがなシガ二ーウィーバーの出世作。

ゆえに彼女がエイリアンと闘う姿が人気なのだがオーディションの逸話も面白い。

当初メリルストリープが候補にあがっていたが都合がつかず断念、ここで無名のシガ二ーウィーバーに目をつけオーディションに呼ぶことにした。

だが建物を間違えて遅刻したらしく態度もそっけなくて反感を買ったそうだが演技の評価がよかったので採用したそう。

そんなシガ二ーの演技は流石で力強さも感じられる。ターミネーター2のリンダハミルトンみたいな女性の力強さと弱さがよくマッチしている。

ただの男性器をモデルにした化け物と女性が命がけで闘っていると考えるとバカバカしくておかしく思うが緊張感がある演技はこの時代の役者魂みたいなものを感じられるのでそこがよかった。


しっかりSF

中盤あたりは少々地味に感じる。

エイリアン、宇宙船、船員、それぞれの要素に宇宙感はあれど船内を逃げ回っているので宇宙感というと薄い。

今だから余計にそう感じるのかもしれないが意外と内装とか普通じゃね?とか宇宙船の中身ってこんな地味なの?と見ていて感じる。

スターウォーズとか見慣れてしまっていると中盤はちょっとつまらないかも。

しかしラストに向け加速するSF感と設定の数々は面白く、最後に畳みかけていく展開はこの作品の最大の見せ場のように感じる。

しっかりSFじゃん!最初と最後が特に!

と思ってもらえると思う。


地味だけど秀逸なラスト

これはあくまで個人的な感想だが2に比べると地味なのに2より手に汗握る感があって純粋に演出はこっちの方が好き。

リプリーも強いとは思うけどそもそも非力な女性であり、結局はもう自分の力で追い払うなんて無理でしょ!と開き直り知恵を使ってエイリアンと決着をつけるラストはマジで面白い。

下着姿で隠れるとことかはちょっと面白い、でもそれだけ切羽詰まってて余裕がない表現描写なんだなと思うとまた違った面白さがある。


まとめ

この作品はエイリアンとは何かについて1から10まで説明してくれているような映画なのでエイリアンを知りたい人にはオススメである。

なぜ溶けるのかとか強いのかとか、寄生されるとどうなるのかとか全部詰まってる。

2でさらに怖さが増したり種類が増えたりするのは別の面白さだと思うのでエイリアン単体に対して理解できる作品として1は一番わかりやすいしホラーとしての完成度もかなり高い。

それこそチャイルドプレイ1が好きな人などであれば楽しめるだろうし、恐怖表現にも定評がある今作はあなたのホラー映画好きの扉を開くきっかけにもなるだろう。

以上

また来てくださいね。

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こんにちは甲直樹です。

この猿の惑星は傑作です。

実体験から生まれた話

猿の人間っぽさ

戦闘シーン

最後に


猿の惑星(1968年公開)

総合評価 4点 / 5点満点中

チャールトン・ヘストン主演、いまや知らない人はいない名作。

テイラー船長(チャールトン・ヘストン)率いる4人を乗せた宇宙船が宇宙飛行中にトラブル発生、とある惑星に不時着する。

その惑星こそ猿たちが文明を築いてきた猿の惑星である。

船長と生存したクルー達は猿に捕まってしまいピンチに陥るが意思疎通がとれる珍しい人間として研究対象にされてしまうも生き延び、なんとか脱出を試みる。という話。


実体験から生まれた話

この猿の惑星の作者ピエール・ブールは第二次世界大戦時、日本軍の捕虜になった経験がある。

その実体験から猿の惑星を思いついたという話があるが、どうやら事実のようだ。(TVでもやってた)

そんな作品が日本でヒットしたというのは皮肉なもの。

それはさておき今作は68年公開の作品としては異常な完成度と異質な世界観を表現しており、これが今見ても面白いし唯一無二の名作と語り継がれる所以だと思う。

ヒットを機に続編が作られたりティムバートンが後にリ・イマジネーションしたりしている(2001年)が正直この1作目を超える評価は得られていないと思う。

(実際70年代の続編は評価がそんなに高くない傾向がある)

それはなんといっても特殊メイクとショッキングな展開とラストの秀逸さに他ならず、ストーリーが面白ければ多少古い表現に見えても関係ないことを証明しているからだ。

私はこの映画を死ぬまでに見るべき1本に選出したい。


猿の人間っぽさ

出てくる猿のイメージはなんとも可愛げがあり好感が持てた。

そして人間と同じように軽い恋愛描写があったりして親近感を覚えることで、そこも面白く映った。

ただの化け物や悪いキャラクターとして猿を描くのではなく人間と変わらない内面を描くことで

「人間も猿も進化したところで行き着く先は一緒。結局どちらも同じ動物なのかもしれないな。」

と見るものに語りかけている気さえする。とても考えさせられる。


戦闘シーン

今作はあくまで68年作品だということを考慮して、それを大前提として見てほしい。

ゆえに今回は戦闘シーンに関しては評価していない。

もちろん人間を追い回す迫力あるシーンもあるが、こん棒で殴られるゴリラのシーンは滑稽すぎて笑ってしまう。

私はこのシーンがお気に入りなので是非注目してほしいが、当時は本気の演出だったろうしここだけで評価が下がってしまうのは残念なのであくまでこういうものなのだと解釈していただきたい。


最後に

68年当時の名優達と言われても私もピンとこないし、そこはもう仕方ないとして純粋にストーリーの面白さを感じ取ってもらえれば十分だと思う。

中には古すぎてよく分からなかったとか、やっぱり技術的に今の映画よりは劣って感じてしまうとか、感じ方は人によるだろう。

しかしあの当時の技術力と表現力だからこの作品が作れたという部分を切り取って考えてみれば面白く感じるし、単純に凄い事だと理解できるはずだ。

現代映画の礎を築いた作品の1つであるということに敬意を表して映画ファンならば見ておくべき1作といえるので、この面白さを是非大画面で見てほしい。

以上

また来てくださいね。

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今回は安定。

最強の軍師はコチラ


映画忍たま乱太郎(1996年公開)

総合評価 4点 / 5点満点中

忍たま乱太郎の映画第一弾。

しんべヱの荷物がドクタケに盗まれてしまい、それを取り返しに向かうのだがドクタケの悪だくみを知り阻止しようと奮闘する話。

とても面白い。


きり丸の本気

この映画はファンの間できり丸の伝説回と呼び声高いのだが、それは冒頭で見れるきり丸の女装姿と女声のクオリティの高さゆえである。

いまだに信じられないが田中真弓さんの演技である。役者さんすげぇ。

そして96年当時のあの頃のきり丸が見れるというのはやはり感慨深い。


土井先生のご褒美

今作では土井先生の女装が見れる

女装姿での利吉くんとの絡みも人気だ。

私もこの作品は、この土井先生のご褒美目当てで見るくらいなので定期的に摂取したい栄養と言わざるを得ない。

山田先生の女装姿もしっかり見れるぞ!

はっきり言って女装するまでの流れも見事で、ここに至るまでのストーリーのテンポの良さが心地よかった。


コミカルな1年生

今作は全員集合並に当時の学園内の人物はほとんど出てるはず、当時からいる先生や生徒を確認する資料としても優秀だ。

そしてなんといっても1年は組の生徒達がコミカルで可愛い。

団蔵の五色米を追っていくシーンで見れるコミカルさとラストの追走劇はとても愛らしく、忍たま乱太郎という作品が子供を楽しませるために尽力してきた作品であることを再認識させてくれる。


40分に詰め込まれた愛

ここまでいろいろ書いたが盛り沢山の展開に加え作品への没入感が凄いのに40分の短さにまとめられているのは驚きだ。

内容が濃いのに無理のない展開や設定、ラストのスピーディーな描写、見応えは十分なのに40分という短さ、ここまで綺麗にまとめられていると凄すぎてなにも言えない。

海外の映画では2時間越えの内容が薄いうえに後半グダグダの映画が多いことがよくあるが、垢を煎じて飲ませたい。

40分ということは少々急ぎ足なのか?と思うかもしれないが単純に無駄がないということで無理に詰め込んだり端折ったりしているわけでもないのがまた凄い。


まとめ

今作は利吉くんのピンチ、土井先生との絡み、女装、90年代の忍たまらしさ全開のアクションと40分にまとめた技量を楽しめる作品となっており、下手なハリウッド映画より何倍も楽しめることを断言する。

あの頃のハチャメチャな忍たまらしい展開も勢いがあって面白いし、ファンならずとも楽しめる作品だ。

どうしても欠点をあげなければならないとすると、今作は時間の都合からか土井先生のよくある解説がないことくらい。

あれが当時は楽しみであったゆえ、そこは少し残念であった。

以上です、また来てくださいね。

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こんにちは甲直樹です。

びっくりするほど意味が分からない映画を紹介します。


トイズ(1992年公開)

総合評価 2点 / 5点満点中

もう説明不要ですね主演はロビンウィリアムズ

スクールオブロックやトイストーリー2のジェシーを演じたジョーンキューザック、そしてハリーポッターのダンブルドア役を務めたマイケル・ガンボンなど今となっては錚々たる顔ぶれの映画です。

そしてBGMも豪華でエンヤ、パットメセニー、グレースジョーンズ、フランキーゴーズトゥハリウッドなど中身を見ると凄まじいことになっている、のにも関わらず面白くない。

期待しないでくださいね。


ロビンウィリアムズの無駄使い

今作はおもちゃ工場の社長が危篤になり社長の兄(ずっと軍人をやっていた)を呼び出し会社を任せるところから話が始まる。

この会社を相続してもらう大事な場面で

社長はプロペラ付き帽子を被って対面する。これがめちゃくちゃふざけており、このプロペラが止まると社長の心臓も止まるという意味わからない設定になっている。

そしてプロペラが止まり死んでしまうのだが、この社長の息子がロビンウィリアムズ演じるレスリージボなのだ。

で、葬儀のシーンに移るのだがロビンウィリアムズが葬式なのにふざけたゴーカートに乗って向かっていきなり不謹慎。

その後社長の兄が就任するが謎に息子が出てくる展開になり来たら来たで黒人で意味が分からない。

そんな意味が分からない展開が続くなか、新社長は元軍人であることを引きずっておりオモチャにミサイルや弾丸を仕込みオモチャで戦争を助長しようと企むといった話である。

ストーリーのつまらなさと明らかにB級映画な展開にロビンじゃなくてもっと安い俳優さんを使った方がよかっただろうと思わせる無駄使い感が半端ないのだ。


ずっと意味が分からない

この作品は最初はちょっとだけ面白い、それはロビンのギャグが面白かったり喋りに魅力がある描写があるのでそこだけ切り取ればなんか面白い映画なのかな?と錯覚をするからだ。

しかしこの最初の面白さがピークでそこから一向に上がっていかない平行線な感じが残念な映画に仕上げている。

前述したプロペラが心臓と繋がっている設定、全体的にチャーリーとチョコレート工場のオモチャ版みたいな世界観と、にも関わらず恋愛模様はアダルトに描いていて子供がターゲットなのか大人がターゲットなのか分からない点など設定の一つ一つを取り上げても腑に落ちるものが一個もないのだ。

無理矢理とはいえ一番理解できる点は

新社長が元軍人なのでオモチャ兵器を作ってそれを子供に操作させて戦争を優位に進めるといった思想だけである。

これが一番理にかなっていると言わせる時点で、相当おかしいことに皆さんには気付いていただきたい。

そして新社長の愛人と新社長の息子が肉体関係を持っていて三角関係であることが分かって敵対することになったり、一応主人公から見て新社長はおじさんにあたるのにそんなのお構いなしに家族間での殺し合いに発展していく。

そんなハチャメチャがまだまだ続く。


海豚ってなんだよwwww

後半で海豚という生物兵器のようなものが出てくるのだが、そもそも生き物なのかなんなのか何の説明もないうえに最後まで全体像が明らかにされない。

水の中でしか行動できないような描写があったくせに簡単に水陸両用に適応させるシーンがあったりともう滅茶苦茶である。

水陸適応できるようにしたわりに今度は地中から出れないという謎の習性と両肩にキャノン砲が内蔵されていてそれでロビンを狙うシーンは笑ってしまった。

構想10年の映画だそうだが、人間考えすぎるとろくなことがないのかもしれない。


衝撃のラスト

先ほど紹介した海豚が新社長を倒してハッピーエンドになるのだが、そこも意味が分からない。

しかも主人公の妹がいるのだが、その妹がロボットであることが発覚するのも意味が分からない。

普通主人公がそこは綺麗に治めるもんじゃないの??と思うのだが、やっぱり最後まで意味が分からないのかと落胆する。

冒頭からしばしミュージカル的なシーンが挿入されていて、ラストでもハッピーエンドを強調するように入れられているのだが、いやいやそんなハッピーエンドな感じじゃなくね??とツッコミたくなる。

結局両肩に武器を仕込んだ危険な生物の海豚は逃げたのか始末されたのかも謎のままで気になることがなにも解決されないのだ。


まとめ

この映画は表面的に見ると

主人公達が創業から守ってきた子供のためのオモチャ、愛されるオモチャを守り軍事利用されたオモチャを倒して平和を、俺たちのおもちゃを取り戻す!

というストーリーのはずがラストの戦闘シーンでロビン達はあっさりオモチャ達を見捨てる。

なんなら盾にするし放り投げて集中砲火を浴びせるなど、本当にお前らはおもちゃを愛してるのか?と疑問しか湧かない行為をする。

相手側は実弾を使っており味方のオモチャは頭を吹っ飛ばされているのに人間はずっと隠れているから無傷で理不尽すぎる。

ちょっとだけ味方が撃たれるのだが流血描写はない、どこで子供に気をつかってんねん!!!

しっかり性的なシーン入っとったろうが!

とここまで書いても半分くらいしか伝えられてないと思うからもう終わりにしたいと思う、自分でもよく分からないものを分かるように伝える難しさを感じている。

今まで4回は見たが高校生の頃見たときは理解不能な映画だった。

間違っても買わない方がいい

ネトフリで十分だし2時間耐久できたらこの気持ちを共有しに来ていただきたいと切に願う。

以上です、また来てくださいね。

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ひどい

こんにちは甲直樹です。

今日の映画もひどいです。


FALL (2022年公開)

総合評価 1.8点 / 5点満点中

女性二人がなんか凄いことしちゃおうよ!するする!

って言って使われなくなったTV塔に登って降りれなくなる映画。

この映画のクソなところは塔に登る動機が自分勝手で自業自得でバカすぎるところ。

自分たちの記録を残すだのなんだのとインフルエンサー的な女性が主導となり

友達の女性を誘って鉄塔に登っていくんですが、バカすぎる。

はしごが壊れて取り残されて、どうするどうするってなるんですが

そもそも登るなよ

なんなら誘われた女性は鉄塔に登る前、登山で恋人を亡くしてます

それを知ってるのに誘う方も誘う方だけど行く方も行く方だ。


モタモタモタモタ

塔から降りれなくなったものの降りなきゃしょうがない

頑張って降りようとするけど怖いからモタモタします。

このモタモタがテンポ感を損ない見ててため息が出る。

やっぱりできないいい!!とか言うシーンにイライラッッ!!とします

どうしてこんな目に!?

いやお前らの自業自得だろ!!

こんな感じです。

バカとしか言いようがなくて30分くらいで時計を見て「まだ30分しか経ってねぇの?早く終わらないかな」と思いました。


塔の上はもう見飽きたわ

無論この映画は塔の上から降りれない

だから基本塔の上が映る。

ずッッッッと同じような画

飽きるのですよ、これが。

しかも前述したモタモタ&怖がる描写で見る意味を30分で見失っていますから45分以降が地獄でした。

ネタバレになっちゃいますが、恋愛模様をぶっこんでいるシーンがあります。

その恋愛裏事情いる?????ってなる

恋愛模様がありますが見応えゼロ。

こうなってくると企画に対する疑問、製作陣に対する疑問でいっぱいです。

予測できたのではないか?と。

世界的には興行収入173億円(製作費3憶)を記録していてめちゃくちゃ成功しているが、なぜそこまで売れたのか疑問でしかない。

主演のキャロラインカリーが人気だからとしか考えられないほどストーリーの完成度は低い。


どこがスリラーやねん

一応サバイバルスリラーというジャンル。

どこがスリラー?

たしかに感情移入すると手に汗握って冷や冷やする映画だとは思うが・・・。

最近の映画はよく分からない。


まとめ

その興行収入は北米などアメリカ国内での収入がほとんどを占めていると考えられる。(日本での興行収入情報がない)

ゆえにやはり英語圏人気が絶大だったと考えられる今作は、その成功した記録をもってしてもお世辞にもオススメできる内容ではない。

他のレビューを見させていただいても星1の方がチラホラいたし、やはり日本人には理解しがたい内容なのかもしれない。

インフルエンサーなどSNSが取り巻く現代人の頭の悪さを表現した映画という見方もあり、なるほどそう見ると面白いかもと思ったが本編の面白さを底上げするには至らないので評価は変わらない。

時間を無駄にしたと落胆する可能性が極めて高いため映画好きは期待して見ない事。

むしろこのくらいシンプルにスリルを味わいたい方やバンジーとか高い所が好きな方にはいいかもしれない。

映画としては微妙な作品でした。

以上です、また来てくださいね。

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どうも甲直樹です。

今日はサウスパークというアニメの映画です


(※今買える新品はこの輸入盤だけです、日本語で見たい人は中古かネトフリで。)

サウスパーク無修正映画版(邦題)(1999年公開)

bigger,longer&uncut(本題)

総合評価 2点 / 5点満点中

言わずと知れたアメリカの酷いアニメ、サウスパークの映画だ。

ハッピーツリーフレンズほどのグロ表現はないものの軽いグロ表現があったり、ちょっとした事でキャラクターが吐いたりするシーンがあるので苦手な人にはオススメしない。

設定上はまだ可愛げのある小学生の子供たちの話なのだが、マセた子がいたり先生の教育方針がおかしかったり、周りの大人達が極端な思考をもっていたりするのでそれに子供達が振り回されるような話である。

今作はそんなサウスパークという田舎町の映画館でカナダのR指定映画を子供達が勝手に見てしまうところから始まる。

すっかりFワード(放送禁止用語)を覚えて言いまくっていた事で親たちに怒られ映画鑑賞禁止が言い渡され事態は収束するかと思いきやエスカレートして最後にはカナダとアメリカの戦争が始まることになる。(飛躍してるけど本当の事です)

正直ファンだけが見ればいいようなこの映画の見どころを話そう


サウスパーク入門

サウスパーク好きならハマる作品ではあるが、正直TV版とやってること大して変わらないし特別面白いわけでもない。

いわばクォリティーが安定しているともとれる内容なわけだ。

つまりこれから入ってもTVから入っても一緒ってこと。

だからこれ見て本編見なくてもいいし、逆もしかりだと思う。

この映画に関して言えばむしろ大した話でもないのに1時間20分使ってる。

そしてサウスパークのお家芸的な差別発言、差別表現が今作でも6割くらいは占める。

だから要点はしっかり抑えているので入門書でもいいんじゃないのって思う。


つまんないよ

排他的思考で優生思想の人なら見ても何も感じないのかもしれないが、この映画のつまらないところは人種差別を平気でするシーンが多いところだ。

カナダ人はみんな同じ顔だとか、殺してもいいみたいな事を言ってカナダ人と戦争を始めて無抵抗のカナダ人を撃ったりするシーンがあったが、アニメといえど流石にどうかと思う。

当時はまだゆるかったから許されていたのだろうが、あまり気持ちのいいものではない。

さらには黒人差別描写もあったし、カナダ人をユダヤ人のように収容するシーンもあったのは問題がありすぎる。

ケニーというキャラクターが死ぬのがお決まりで今作でも死んでしまい地獄に行くシーンがあり、そこにヒットラーやガンジー、フセイン元大統領がいるという描写もなかなかだ。

こんなことを平気で採用して映画にするなんて凄い神経をしている。


まとめ

もうあまり書きたくないので終わりにしようと思うが、ファンがいたら申し訳ないのだがとてもじゃないが面白いとは思えないな。

控えめに言って最低だと思う。

キャラクターの可愛さとかギャグの面白さは多少共感できる部分もあったのでそれらを考慮して2点にしたのだが、とりあえずカナダ人に謝ってほしい。

ビーバス&バットヘッドのようなバカだから仕方ないよなという愛嬌の部分が感じられる作品であればある程度の失言は許容できるものの、それがない確信犯なところが不快であった。

このような映画が二度と現れないように世界平和を願って祈りたいと思う。

以上です、また来てくださいね。

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