去年の話になってしまいますがIbanezのロードコアのペグを替えたのでその時の動画とその後の経過を話そうと思います。
動画はちょっとふざけていますが、内容はちゃんと考えて作ったのでペグ交換の際には参考にしていただければ幸いです。
私自身高校生の頃からペグ交換はやってきているので慣れていますからその点もご安心ください。
GotohSG381MGT07-L6-B
今回交換したのはこちらです。
言わずと知れたゴトーのペグですね。
もう世界基準ではないでしょうか?
ちなみにIbanezの10万以上のギターは結構ゴトーのペグが標準搭載されている事が多いと思います。
現に私の愛用するロードコアはロック式ではありませんでしたがゴトーの安いペグが使われていました。
ちなみにRGプレステージも持っていますがこっちにもゴトーの普通のペグが使われています。
Ibanezの基準なのかフジゲンの基準なのか・・?
よく分かりませんが他のメーカーでもペグにこだわりがなければ取り敢えずゴトーというくらいゴトーのペグは凄い信頼と安定性なので私もそこに乗っかって今回ゴトーに替えたわけです。
ゴトーのペグは気を付けて
さて今回私が交換したものはペグ裏の
ダイアルを回して弦を固定するタイプ
になります。
これをフィンガーロックタイプ
と呼んでいるそうです。
このタイプの利点は裏のダイアルを締めれば弦を固定できるので、簡単かつ早く弦交換ができる事です。
機構が単純なので専用工具なども必要なく、いつもの弦交換にダイアルを回すという動作が加わるだけの簡単な設計になっており使いやすくて凄く好きになりました。
一方ゴトーのペグにはコチラの↓
ハイトアジャスタブルタイプ
という商品があります。
私も自分の別のギターに載せていますが
こちらは弦を通す穴の上にミゾがあり
そこを10円などのコインで締めて弦を固定するという道具ありきの構造になっています。
慣れれば別に難しくないしフィンガーロックタイプより1000円ほど安いので、そこまで気にしないのであればこちらでも問題ないと思います。
私はメインのギターにフィンガーロックタイプを、サブのギターやライブで使わないと想定されるギターをハイトアジャスタブルタイプにして区別していますが利便性を考えるならばフィンガーロックタイプに統一するのが一番いいかなと感じました。
交換時はサイズに注意
僕の場合ゴトーからゴトーに交換だったのでほぼ採寸しませんでした。
でもサイズピッタリでした。
これも同メーカーのものだったからという点と日本製だったからという条件が揃っていたおかげだと思いますが実際昨今のギター事情からみてサイズの極端な差というものはないと思います。
注意すべき点は
・L(標準的なペグ仕様)か、レスポールなどの3対3仕様か珍しいR(昔はよくあったリバースヘッド仕様)なのかという点。
・古いフェンダーストラトやレスポールなどはペグの形が特殊な場合が多いので採寸して合うか確認する。
・元々付いているペグが何かを確認し、他社メーカーに交換する場合はサイズがどのくらい変わるかを考える。
考えても分からなければ楽器店に確認。
以上の3点はまず押さえる事です。
私は楽器店で買うと高くなるし交換しますか?って無駄なセールストークをされると嫌なので採寸してピッタリ合うなら自分で買ってしまいますが、目盛りの見間違いだったり構造の見落としだったり交換できたけど音が変わっちゃったなどの小さい事を気にしがちな方にはオススメしません、改造自体オススメしません。
とはいえ自分でメンテナンスする楽しさはやはり特別なものですからペグ交換くらいの軽作業ならやっていいと思います。
実際自分の廉価版ギターのペグをダダリオのロックペグに交換した時、私は高校生でしたが採寸などろくにせずに買ってバラシて付けたら普通に付いていまだに何の問題もなくチューニングも安定しているのでペグのサイズなんてそんな変わらないんですよね。
ただ油断は禁物!
グローバーが載っているならグローバーに、形が似ているものがあるならそれに交換するという要点を押さえて間違いのないようにパーツを選ぶ事を忘れないでください。
ゴトーのペグの特徴
ゴトーのマグナムロックの特徴ですが
弦を巻かずにフロイドローズのように、ペグ側とブリッジ側で固定するという方法でチューニングを安定させています。
ほとんど弦を巻かないという事ですね、これは他のロック式もそうです。
しかし私が買ったこのペグは1点だけ異なる点があります。それは
1~3弦が低く、4~6弦は高く設定されている点です。
↑ 動画の後半で紹介していますが、安いペグにはない特徴かつ公式の説明書を見るまで気づけなかった仕様なので
(ペグを買った箱に説明書入ってない)交換する際は間違えないようにお気を付けください。
半年経った感想
半年経って思ったのはやはり安定性が凄い事ですね。
Ibanezのネック(まぁフジゲン製ですけどね)だからっていうのもありますが、チューニングの安定性が素晴らしい。
3日後に弾いても多少ズレているくらい、それも外気温の寒暖差の影響によるもので大した問題ではない。
本当に優れていますね。
私はルックスとかビンテージパーツとか正直どうでもいいと思っていますし消耗品はいつかは替えなければならないものだと考えているので他のギターも間違いなくゴトーに替えたいと思います。
ドイツのシャーラーとか有名ブランドは多くありますが日本クオリティーはやはり他の追随を許さぬ性能を誇っているし、挑戦的な商品も多いので私はそういったメーカーの商品を楽しみにしています。
今回は以上です
また来てくださいね。