ジムキャリー ふたりの男とひとりの女

どうも甲直樹です。

今回は久しぶりのジムキャリです。


ふたりの男とひとりの女

総合評価 2.2点 / 5点満点中

今作は2000年に公開されたジムキャリー主演のラブコメ映画だ。

大まかなあらすじはジムキャリーが二重人格の警察官を演じ濡れ衣を着せられたアイリーンという女性(レニーゼルヴィガー)と恋に落ちていくというものでベースは典型的なラブコメといっていい。

しかし設定はなかなか面白く結婚した妻の不倫で授かった黒人の子供を3人引き取り育てたり二重人格になるまでは優しくていい人なジムキャリーの役柄は面白いと思った。

この映画を最初は子供達と助け合い健気に生きていく父親の物語ではないかと予想していたのだが見事に裏切られた。(悪い意味で)

そして中盤くらいから飽きた。(悪い意味で)


まぁ2.2点だから察して頂けただろうが、メリーに首ったけのファレリー監督が本当にジムキャリーを使ってまでやりたかった事なのか?と疑問が残る点がいくつかあった。勿論冒頭から30分くらいまではジムキャリーらしくお人好しで利用されても怒らずにいい人全開でジムキャリー意外できない役だと納得はしたんだが、中盤あたりからもう一人の人格ハンクが出てきて滅茶苦茶するシーンや単純にアルビノの人に人種差別的発言をしたりするシーンは正直気持ちよくなかったし痛快さがないのが問題だと感じた。

つまりは監督、脚本の力不足だと個人的に思う。

はっきり言ってMASKとファイトクラブを足して2で割ってつまらなくなったのが今作と言っていい、そのくらい先も読めたし感動もなかった。

唯一よかったのは3人の子供を引き取って育てしっかり愛していたシーン。

そこは別に人種の壁を越えていけるというメッセージ性を感じたし純粋にいいなと思ったし、むしろ恋愛なんかどうでもいいからそこを広げて家族愛を前面に押し出していく映画にしたら面白かったのではないかなと思う。

本当にこの3人がメインで出てたらだいぶ違ったと思ってる。(控えたのは前年がグリーンマイルやブレイドで盛り上がったせい?)

anywayこの映画はアマプラとかで無料で見ることをお勧めします。


さいごに

途中で牛を殺そうとするシーンがあるけど、あまり大きな伏線にも思えなかったし後の牧場でその牛に突進されてケガしたら面白い伏線だったのに勿体なくて歯がゆかったデス。おわり


以上

また来てください。

Your email address will not be published. Required fields are marked *

*