こんにちは甲直樹です。
今日は音楽映画を紹介します。
海の上のピアニスト(1999年公開)
総合評価 3.7点 / 5点満点中
客船に捨てられていた赤子を黒人機関士のダニーが拾い育てるところから物語は始まる。
その赤子に1900(ナインティーンハンドレッド)と名付ける。
1900が8歳の時にダニーは亡くなってしまうのだが、葬儀の時に聴いたピアノがきっかけでピアノを弾くようになり瞬く間に天才ピアニストとして才能を開花させていくといったお話だ。
ダニーいい人
冒頭の見せ場だと思うんだが、本当に誰の子供かも分からないような赤ん坊を拾って愛情込めて育てるダニーの人間性はとてもよかった。
そんなダニーを演じたのはビル・ナンという俳優さん。
調べるまで全然気付かなかったがスパイダーマンのロビーロバートソン(デイリービューグル社の社員)役の方だった。↓
全然ちがうじゃん

過程が面白い
そしてピアニストとしての頭角を現した1900は大人になっていきます。
この映画はもちろん演奏シーンがメインではありますが、生まれてからラストに至るまでのその過程を見ることが一つの面白さだと私は思ったので、人間ドラマの面白さと音楽映画の面白さを併せ持った映画だといえますね。
そして船に揺られながらピアノを弾くシーンやピアノバトルをするシーンはピアニストにも音楽好きにも響くはず。
そんな良作だと思います。
1900役のティムロス
1900を演じたティムロスはパルプフィクションという映画の強盗役が有名です。
最初と最後に出てくるハニーバニーとか言ってた強盗です。
ほかにも結構出演作あるんですが、なんかそんなにイメージがないですね。
ちなみにパルプフィクションの前の作品にも出てます。
今作でのティムロスは、自分の勝手なイメージですがフワフワとした世捨て人みたいに映りました。
ピアノ弾く以外のことはどぉぉぉぉだっていんだよ俺は
みたいな雰囲気がしてるんです。
しかしピアノを弾くと変わるみたいな、そんなギャップがよかったですね。
まとめ
音楽映画って基本サクセスストーリーみたいなのが多いと思います。
しかしこの作品はラストが凄いです
え!そんな終わり方する!?
ってなります。
そのピアノに対する情熱はスゲーな!と中盤からラストに至るまで描かれているので、ラストの意外性(見てたらなんとなく分かる人は分かるかも)を楽しむ意味でも純粋に使われてる楽曲も素晴らしいので音楽を楽しむという意味でもオススメかなと思います。
特にお子さんに見せたらピアノやりたくなるかもしれませんね。
そんな映画でした
以上です、また来てくださいね。