4月 2025

どうも甲直樹です。

忍たまは小学生の頃よく見ていました、中学に上がったあたりで斉藤タカ丸くんが出始めて再燃し、仙蔵くんの美しい女装にやられましたね。

そんなわけで今話題の映画最強の軍師をレビューします


↑DVDがまだなので原作で失礼します。

忍たま乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師(2024年公開)

総合評価 5点 / 5点満点中

私は今までいろんな映画を見てきましたが、ここまで面白くて泣けて感動する映画は初めてでした。

子供向けのドラえもんやクレヨンしんちゃんの映画のように大人も子供も楽しめるよくある映画だと最初は正直侮っていました。

しかしラストで号泣し考えは一変

なによりラストに至るまでの感動ポイントの多さと製作会社の作品に対する愛、声優さんの作品愛ももちろん感じられこの作品を子供の頃から知っていて本当によかったと本作を見て思ったのです。


半助しゅき

今回のメインはやはり土井先生ときり丸の関係性でしょう。

書いている今も二人の悲しい過去を思い出し泣きそうです。

冒頭からしばしば流れる土井先生の過去ですが、子供が見れるように配慮した表現がされていてそこで凄い映画だなと感じました。

いわゆる闇落ち的な展開にギャップも相まって土井先生に惚れ直した方が30億を作ったといっても過言ではない気がします。

私もその一人で今では半助くんの人形やカード、アクスタが家に飾ってあります。

半助くんが幸せになってくれるならいいんです。

推し活って素晴らしいなと今作で知りました。(笑)


映画としてのクオリティ

はじめにお伝えしたとおり今まで見た映画で一番面白いと思ったので満点にしました。

いろんな理由がありますが一番大きいのは子と親だったり恋愛映画で表現されるような愛を超えた

「土井先生ときり丸のお互いの愛情」

が見ている者を感動させたからでしょう

似た境遇の二人が支えあって生きているという事実、普段のやり取りから考えられない壮絶な過去と苦しみを同じ境遇だから分かり合えるし信頼しあえる。

そういった信じていいんだ、信じれる人がいるんだとお互いが感じあいそれを支えに生きている健気さがまた感動する。

これらの描写を1時間30分ほどでまとめて初見でもその関係性が分かる内容にしている事が凄いです。

そして展開のスピードと緩急も見ていて心地よく、ファンサービスも欠かさないところは製作陣の本気が伝わってきました。

戦闘シーンも忍者としての戦闘を描いているのでよくある勧善懲悪の戦闘とは違いますし、忍たま乱太郎の突飛な展開(1年で勝手に行動しちゃう昔の忍たま感)も忍たま乱太郎という作品だから出来る表現といえ、それが普通の映画では出来ないから魅力に繋がっているという結果になったんだと思います。


まとめ

話すときりがないのでここら辺で終わりにしたいと思います。

前作のような豪華さはなく残念ながら出演がない子も多いのですが、そこは次回作に期待といったところでしょう。

とにかくこの作品は死ぬまでに見るべき映画といっていい

こんなに泣ける映画はない

ゴースト/ニューヨークの幻が4.3点

グリーンマイルが4.4点だとして

それを優に超えた今作は本当に素晴らしい映画だ。

私は生まれて初めて10回劇場に足を運んだが、10回とも泣けた。

今は忍たまという作品に癒されている

これだけ価値観と愛の認識を改めさせられる作品はそうそうない。

日本文化、日本人を大事にすること、そして忍たまを大事にすることが日本のためになるのではないかと思う。

日本人でよかった

以上、また来てくださいにぇ。

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この作品を知っていたら正直ティムバートンマニアといっていい作品を今回は紹介しようと思う。

筆者が幼少期何度も見て凄く夢を与えてもらった作品や面白くて今でも大好きな作品達を紹介するので、誠に勝手ながら今回は評価点はつけないものとする。

そんな好きでしょうがない作品を3つ紹介するので楽しんでもらえたら幸いです。


No.1


ジャイアントピーチ(1996年公開)

ティムバートンが監督したわけではなく[ナイトメアビフォアクリスマス]の監督を務めたヘンリーセリックが今作でも監督を務め、ティムバートンは製作に関わっている。

あらすじ

主人公ジェームスは不遇な家庭環境にもめげず日々を過ごしていた。ある日謎の老人から緑色の虫みたいなものをもらうがほとんど逃がしてしまった、それらは庭に植えてあった桃の木に入っていく。すると急に桃が実り始め、どんどん巨大になっていく。その桃を食べたジェームスの体に変化が起き次第に不思議な世界に引きずり込まれていくといった冒険ファンタジーだ。

母がよくTSUTAYAでこの映画のレンタルビデオを借りてくれた記憶があり、とても思い出に残っている。

ちょっとだけ主人公の保護者の叔母さんが意地悪をする描写があったりして心苦しいところもあるが基本的にはサクセスストーリーなので安心して子供に見せられる内容だ。

そしてなんといってもこの作品はナイトメアビフォアクリスマスと同様のストップモーション作品で、ジャックや小鬼トリオを可愛くしたようなキャラクターがメインで出てくる。明るいナイトメアビフォアクリスマスというイメージといえば伝わるだろうか、そんな感じだ。

人形の質感とキャラクターの可愛くもちょっぴり不気味な姿と個々の性格は見ればたちまち好きになるだろう。

筆者はナイトメア~よりもこちらのグッズのほうが人気出るんじゃないの?とさえ思うんだが・・。まぁ好みか。

ちなみにディズニーが中心となって作ったとか話を聞いたが、最近のディズニーったらちょっと無関心じゃない??

一応ディズニーサイトに紹介されてるけど・・、ほんの1ページだし・・。

まぁ確かにディズニー路線から見るとちょっと不気味ではあるし、暗いっちゃ暗いのは認める。

海で襲われるシーンがあるんだが筆者が幼少期の頃よく夢に出てきて怖かった。でもそれくらいしか悪いとこはない

私は声を大にして言いたい

ジャイアントピーチはもっと評価されていいと


No.2

ヴィンセント(1982年公開)

      (日本だと1996年公開)

このヴィンセントはティムバートンの処女作であり、ディズニー在籍時に彼が作ったものだそうだ。

結構暗い作品だが凄く初々しさが感じられていい。

あらすじ的には子供の妄想話といった感じだが、ラストはちょっと考えさせられる。

高校生の頃初めて見たときは影響された。変わっている事に対する悩みを描いているところもあるので思ったより面白かった記憶がある。

今作は6分と短い作品で1996年当時ジャイアントピーチと併映された。そのためかVHSに特典として入っていたこともある。最近はナイトメアビフォアクリスマスに特典で入ってることもあるらしいので是非機会があれば見ていただきたい。


No.3


マーズアタック(1996年公開)

先に言っておくがあなたが見ているのはブロッコリーではなく火星人だ。

この作品はティムバートン監督のSFコメディで火星人がやってきて人をバンバン溶かしたりする話だ。

はっきり言って純粋なコメディとはいえない。

今では知る人ぞ知る作品な気がするがティムバートンのカルト的作品の代表格といえる。

なんといっても豪華俳優を躊躇なく火星人に殺させる描写はティムバートンだから出来たようなものだと思う。

有名な俳優が多く出ているから割愛するがバックトゥザフューチャーのマイケルJフォックスもシャイニングのジャックニコルソンも火星人に簡単に殺されてしまう。

マイケルなんてほぼ出てないと言っていいほど早々に死んでしまう。

なかなかに酷い扱いだ。

しかし映画の出来と面白さ、細かい設定やハッピーエンドではないが上手く着地したなって思えるラストなんかは中々いいと思う。

火星人のデザインと90年代臭、気持ち悪い描写はあれどリアルさが凄いところ、有名俳優が多く出ていて映画好きなら「あの人じゃん!?」ってなること請け合いだ。

火星人を意外な方法で退治するシーンと馬鹿げた展開と火星人もわりと地球人に近い感覚あるんだ、と思わせるティムバートンの見せ方が今作の見どころなので退屈はしない。というか気づいたら人が溶かされたりするから退屈する暇がない。

あ、あとボクシングシーンは気持ちいいよ。見ててスッキリする。


といったわけで今回はここまでとしよう。

いかがだっただろうか

マーズアタックは常識でしょとかは要らない。

なぜか96年作品で固まってしまったのだが、私にとってはあの当時の気持ち悪くも魅力があるティムバートンの世界観が、ジャイアントピーチの優しい冒険物語がいまだに好きだし唯一無二のものだと思っている。

スウィーニートッドとかあんま好きじゃないし(話は面白いけど)、ビートルジュースもイマイチだと思っているからか今回紹介した作品がベストとさえ思う。

もし共感してもらえたら嬉しい

では、また来てくださいね。

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どうも甲直樹です。

今日はこの映画


ジムキャリーはMr.ダマー(1994公開)

総合評価 3.7点 / 5点満点中


MRダマーですね、ジムキャリー好きなら知ってて当たり前くらいの作品。

マスクとエースベンチュラとこの作品はジムキャリーの代表作なので是非見てほしいです。

さぁ今回も見どころをピックアップしていきましょう。


ギャグセンスの高さ

はじめに断っておきますが知的なユーモアはないです。(トークは面白い)

その代わりといってはなんですがお年寄りから子供までが笑える万人受けするようなギャグが散りばめられており、ほのぼのとした気持ちで見れるし笑えます。

とはいえ対象年齢20~30歳向けとも思えるようなギャグもあり、なかなか面白かったです。

良くも悪くもアメリカンコメディ映画のよくある展開(急に旅に出るとか)や、なぜそうなる?みたいなよく分からないけど面白い展開が詰まっています。

90年代にありがちなお約束みたいなものだと捉えてもらえば話が早いと思いますが理解できない人には響かない可能性がありますね。


アホに徹するジムキャリー

今作のジムキャリーはまさにこれです、あきらかにどっか抜けたキャラクターのロイドを演じます。

コメディアンのジムキャリーをそのままパワーアップさせて映画にしたのが今作という表現が一番しっくりくるでしょう。

ロイドという役はとにかくアホなんですが、バカバカしすぎて逆に好きになっちゃうような魅力があり、なんか俺も頑張ろう・・。みたいに慰められるような感覚を覚えました。

ロイドはポジティブな性格で女の子にモテなくても挫けないし、笑いに変えていく姿はなんか勇気もらえます。

そしてこのロイドという役を魅力的にしているジムキャリーがやっぱり凄いです。

流石主演、凄いコメディアンなんだなと再認識させられるほどトークが上手いんです。

そうこの映画の見どころはまさにこの、ジムキャリーの話術と違和感なくギャグを仕込む見せ方がとてもいいと感じました。


まとめ

今作はとにかくギャグです。

バカバカしいです

しかし飽きないです

久しぶりに面白いコメディだと思いました。

それはジムキャリーのテンポのいいトークと映画全体の展開の速さと、老若男女問わず見れる敷居の低さにあります。

そして特に何も考えなくても見てられるこれといって意味はないストーリーと、なんとなく愛嬌のある登場人物達が魅力的だからいまだに評価が高いんだろうなと思いました。

2億5千万ドルの大ヒット作でもありますし、この作品を機にファンになる事も十分あり得ますので気になる方は是非一度見てみて下さい。

以上です、また来てくださいね。

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どうも甲直樹です。

今回はジムキャリーが出演した映画をレビューしていきますよ。


総合評価 3.2点 / 5点満点中

1995年公開の本作はチャーリーとチョコレート工場のティムバートンが制作。

ティムバートンのバットマンシリーズはどれも90年代を代表する印象的な作品でした。

本作フォーエバーはティムバートン版バットマン3作目で1億ドルで作られたそう。

さっそく見どころをピックアップしていこう。


ニコール・キッドマン綺麗すぎる

ジムのことは後で書くとしてまずはニコールキッドマンについて語らせてもらう。

文句なしに綺麗すぎる!

ニコールキッドマンを起用したというだけでこの映画に価値が生まれたといって過言ではない。

無理にセクシー路線に走るわけでもないのに素がセクシーで勝手にセクシーになるのが凄い。

彼女は知的な博士という役柄だが、知的な人物ならなんでもできそう。

ちなみにこの映画が公開された1995年は彼女がゴールデングローブ賞を受賞した「誘う女」の公開年でもあり、彼女のキャリアにとって大事な年だったと伺える。(誘う女は実話を題材にした怖い映画なので注意。俺はあんまり見たくない。)



ジムキャリーについて

続いてジムキャリーだが、まぁコミカルな演技といえばジムキャリーってなもんで今回のサイコな科学者リドラー役は確かにハマってるしジムキャリー以外思いつかないくらい合ってる。

当時は映画マスク(1994公開)で出世したあとだったからそのイメージを少なからず引っ張っているようにも見え、どうしたってハイテンションなイメージを要求されていたのだろうなと見ていて思った。

ノリにノッていたジムの演技はとても真面目さが見えたしマスクの時とは対照的に根暗な科学者のようなイメージを彼なりに持っていたようにも思える。序盤の演技から、だんだんと調子づいて悪に染まっていく過程はなかなか彼の他の出演作では見れない怪演だといえるのでファンなら見ても損はない。


ロビンが不憫

ロビンがダサすぎる。

ロビン役のクリスオドネルは悪くないしティムバートンも悪くない、今見たらダサすぎるだけなんだ。

中盤までのコスチュームが特にダサくてピーターパンみたいな格好でスゲーちょっとだけバットマンを助けて無理やり見せ場作ったみたいな展開は正直どうなの?と思った。

あとでマシなコスチュームになるんだけど、それでも見せ場はないしむしろ足引っ張りまくりでロビン嫌われてんの?ってくらい不憫な扱いなので逆にそういう目線で見たら面白いと思う。

クリスオドネルもこれ以降の出演作で特に目立った役はないし、なんかロビンのせいなのではとか考えてしまうほど不憫だった。


トミーリージョーンズ

映画メンインブラック、今だと缶コーヒーのCMで有名なトミーがトゥーフェイスという悪者で出ている。

悪人になる前は弁護士だったのに硫酸をかけられてトゥーフェイスという2重人格になってしまった人物だ。

正直トミーのいいおじさんイメージが先行して全然悪人に見えないが、1作目のバットマンに出ていたジョーカーをイメージしてトミーが役作りしたのではないかと思うほど振る舞いとかがジョーカーっぽい。

もちろん悪いことをしてるし悪人になりきっているのだが正義のヒーローを多くやっているトミーが頭から離れなくて自分は正直微妙な心境だった。

上手い下手とかではなくて、他に誰かいたんじゃないの?って感じが否めないってところだ。

うーん・・。できればいい人の役で出てほしかったかな・・。


まとめ

えーここまで読んでくださった方は薄々気づいてるかもしれないが

この映画にこれといった見どころはない!

もちろんバットマン好き、ジムキャリー好き、ニコールキッドマンを見たい、トミーの悪人姿見てみたい、などの目当てがあるなら見てもいい。

逆に目的がないと見れないよこの映画は。

正直どんな人気作であろうと映画にするのは大変だと思う。2時間以内に構成と展開をまとめあげて見せ場がなければ足さなきゃいけないしカットすることもある。

いろいろあったとは思うがこの映画は90年代の世界観と匂いが感じられノスタルジックを楽しみ、懐かしみ、バットモービルとロビンのダサすぎるデザインに時代を感じてそれを魅力だと理解できる自分のような人間にしかささらない可能性が極めて高いということだけ覚えて帰っていただきたい。

私は高校生の頃買って見て面白いと思ったしジムキャリーの違う一面が見れて良かったと当時は思ったから、今も好きだし見れている。

もしこの映画があなたに響いたら私は嬉しい。

以上、また来てくださいね。

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