サウスパーク無修正映画版

どうも甲直樹です。

今日はサウスパークというアニメの映画です


(※今買える新品はこの輸入盤だけです、日本語で見たい人は中古かネトフリで。)

サウスパーク無修正映画版(邦題)(1999年公開)

bigger,longer&uncut(本題)

総合評価 2点 / 5点満点中

言わずと知れたアメリカの酷いアニメ、サウスパークの映画だ。

ハッピーツリーフレンズほどのグロ表現はないものの軽いグロ表現があったり、ちょっとした事でキャラクターが吐いたりするシーンがあるので苦手な人にはオススメしない。

設定上はまだ可愛げのある小学生の子供たちの話なのだが、マセた子がいたり先生の教育方針がおかしかったり、周りの大人達が極端な思考をもっていたりするのでそれに子供達が振り回されるような話である。

今作はそんなサウスパークという田舎町の映画館でカナダのR指定映画を子供達が勝手に見てしまうところから始まる。

すっかりFワード(放送禁止用語)を覚えて言いまくっていた事で親たちに怒られ映画鑑賞禁止が言い渡され事態は収束するかと思いきやエスカレートして最後にはカナダとアメリカの戦争が始まることになる。(飛躍してるけど本当の事です)

正直ファンだけが見ればいいようなこの映画の見どころを話そう


サウスパーク入門

サウスパーク好きならハマる作品ではあるが、正直TV版とやってること大して変わらないし特別面白いわけでもない。

いわばクォリティーが安定しているともとれる内容なわけだ。

つまりこれから入ってもTVから入っても一緒ってこと。

だからこれ見て本編見なくてもいいし、逆もしかりだと思う。

この映画に関して言えばむしろ大した話でもないのに1時間20分使ってる。

そしてサウスパークのお家芸的な差別発言、差別表現が今作でも6割くらいは占める。

だから要点はしっかり抑えているので入門書でもいいんじゃないのって思う。


つまんないよ

排他的思考で優生思想の人なら見ても何も感じないのかもしれないが、この映画のつまらないところは人種差別を平気でするシーンが多いところだ。

カナダ人はみんな同じ顔だとか、殺してもいいみたいな事を言ってカナダ人と戦争を始めて無抵抗のカナダ人を撃ったりするシーンがあったが、アニメといえど流石にどうかと思う。

当時はまだゆるかったから許されていたのだろうが、あまり気持ちのいいものではない。

さらには黒人差別描写もあったし、カナダ人をユダヤ人のように収容するシーンもあったのは問題がありすぎる。

ケニーというキャラクターが死ぬのがお決まりで今作でも死んでしまい地獄に行くシーンがあり、そこにヒットラーやガンジー、フセイン元大統領がいるという描写もなかなかだ。

こんなことを平気で採用して映画にするなんて凄い神経をしている。


まとめ

もうあまり書きたくないので終わりにしようと思うが、ファンがいたら申し訳ないのだがとてもじゃないが面白いとは思えないな。

控えめに言って最低だと思う。

キャラクターの可愛さとかギャグの面白さは多少共感できる部分もあったのでそれらを考慮して2点にしたのだが、とりあえずカナダ人に謝ってほしい。

ビーバス&バットヘッドのようなバカだから仕方ないよなという愛嬌の部分が感じられる作品であればある程度の失言は許容できるものの、それがない確信犯なところが不快であった。

このような映画が二度と現れないように世界平和を願って祈りたいと思う。

以上です、また来てくださいね。

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