知ってたら凄い!!ティムバートンのマニアックな作品

この作品を知っていたら正直ティムバートンマニアといっていい作品を今回は紹介しようと思う。

筆者が幼少期何度も見て凄く夢を与えてもらった作品や面白くて今でも大好きな作品達を紹介するので、誠に勝手ながら今回は評価点はつけないものとする。

そんな好きでしょうがない作品を3つ紹介するので楽しんでもらえたら幸いです。


No.1


ジャイアントピーチ(1996年公開)

ティムバートンが監督したわけではなく[ナイトメアビフォアクリスマス]の監督を務めたヘンリーセリックが今作でも監督を務め、ティムバートンは製作に関わっている。

あらすじ

主人公ジェームスは不遇な家庭環境にもめげず日々を過ごしていた。ある日謎の老人から緑色の虫みたいなものをもらうがほとんど逃がしてしまった、それらは庭に植えてあった桃の木に入っていく。すると急に桃が実り始め、どんどん巨大になっていく。その桃を食べたジェームスの体に変化が起き次第に不思議な世界に引きずり込まれていくといった冒険ファンタジーだ。

母がよくTSUTAYAでこの映画のレンタルビデオを借りてくれた記憶があり、とても思い出に残っている。

ちょっとだけ主人公の保護者の叔母さんが意地悪をする描写があったりして心苦しいところもあるが基本的にはサクセスストーリーなので安心して子供に見せられる内容だ。

そしてなんといってもこの作品はナイトメアビフォアクリスマスと同様のストップモーション作品で、ジャックや小鬼トリオを可愛くしたようなキャラクターがメインで出てくる。明るいナイトメアビフォアクリスマスというイメージといえば伝わるだろうか、そんな感じだ。

人形の質感とキャラクターの可愛くもちょっぴり不気味な姿と個々の性格は見ればたちまち好きになるだろう。

筆者はナイトメア~よりもこちらのグッズのほうが人気出るんじゃないの?とさえ思うんだが・・。まぁ好みか。

ちなみにディズニーが中心となって作ったとか話を聞いたが、最近のディズニーったらちょっと無関心じゃない??

一応ディズニーサイトに紹介されてるけど・・、ほんの1ページだし・・。

まぁ確かにディズニー路線から見るとちょっと不気味ではあるし、暗いっちゃ暗いのは認める。

海で襲われるシーンがあるんだが筆者が幼少期の頃よく夢に出てきて怖かった。でもそれくらいしか悪いとこはない

私は声を大にして言いたい

ジャイアントピーチはもっと評価されていいと


No.2

ヴィンセント(1982年公開)

      (日本だと1996年公開)

このヴィンセントはティムバートンの処女作であり、ディズニー在籍時に彼が作ったものだそうだ。

結構暗い作品だが凄く初々しさが感じられていい。

あらすじ的には子供の妄想話といった感じだが、ラストはちょっと考えさせられる。

高校生の頃初めて見たときは影響された。変わっている事に対する悩みを描いているところもあるので思ったより面白かった記憶がある。

今作は6分と短い作品で1996年当時ジャイアントピーチと併映された。そのためかVHSに特典として入っていたこともある。最近はナイトメアビフォアクリスマスに特典で入ってることもあるらしいので是非機会があれば見ていただきたい。


No.3


マーズアタック(1996年公開)

先に言っておくがあなたが見ているのはブロッコリーではなく火星人だ。

この作品はティムバートン監督のSFコメディで火星人がやってきて人をバンバン溶かしたりする話だ。

はっきり言って純粋なコメディとはいえない。

今では知る人ぞ知る作品な気がするがティムバートンのカルト的作品の代表格といえる。

なんといっても豪華俳優を躊躇なく火星人に殺させる描写はティムバートンだから出来たようなものだと思う。

有名な俳優が多く出ているから割愛するがバックトゥザフューチャーのマイケルJフォックスもシャイニングのジャックニコルソンも火星人に簡単に殺されてしまう。

マイケルなんてほぼ出てないと言っていいほど早々に死んでしまう。

なかなかに酷い扱いだ。

しかし映画の出来と面白さ、細かい設定やハッピーエンドではないが上手く着地したなって思えるラストなんかは中々いいと思う。

火星人のデザインと90年代臭、気持ち悪い描写はあれどリアルさが凄いところ、有名俳優が多く出ていて映画好きなら「あの人じゃん!?」ってなること請け合いだ。

火星人を意外な方法で退治するシーンと馬鹿げた展開と火星人もわりと地球人に近い感覚あるんだ、と思わせるティムバートンの見せ方が今作の見どころなので退屈はしない。というか気づいたら人が溶かされたりするから退屈する暇がない。

あ、あとボクシングシーンは気持ちいいよ。見ててスッキリする。


といったわけで今回はここまでとしよう。

いかがだっただろうか

マーズアタックは常識でしょとかは要らない。

なぜか96年作品で固まってしまったのだが、私にとってはあの当時の気持ち悪くも魅力があるティムバートンの世界観が、ジャイアントピーチの優しい冒険物語がいまだに好きだし唯一無二のものだと思っている。

スウィーニートッドとかあんま好きじゃないし(話は面白いけど)、ビートルジュースもイマイチだと思っているからか今回紹介した作品がベストとさえ思う。

もし共感してもらえたら嬉しい

では、また来てくださいね。

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