どうも甲直樹です。
今回はジムキャリーが出演した映画をレビューしていきますよ。
総合評価 3.2点 / 5点満点中
1995年公開の本作はチャーリーとチョコレート工場のティムバートンが制作。
ティムバートンのバットマンシリーズはどれも90年代を代表する印象的な作品でした。
本作フォーエバーはティムバートン版バットマン3作目で1億ドルで作られたそう。
さっそく見どころをピックアップしていこう。
ニコール・キッドマン綺麗すぎる
ジムのことは後で書くとしてまずはニコールキッドマンについて語らせてもらう。
文句なしに綺麗すぎる!
ニコールキッドマンを起用したというだけでこの映画に価値が生まれたといって過言ではない。
無理にセクシー路線に走るわけでもないのに素がセクシーで勝手にセクシーになるのが凄い。
彼女は知的な博士という役柄だが、知的な人物ならなんでもできそう。
ちなみにこの映画が公開された1995年は彼女がゴールデングローブ賞を受賞した「誘う女」の公開年でもあり、彼女のキャリアにとって大事な年だったと伺える。(誘う女は実話を題材にした怖い映画なので注意。俺はあんまり見たくない。)
ジムキャリーについて
続いてジムキャリーだが、まぁコミカルな演技といえばジムキャリーってなもんで今回のサイコな科学者リドラー役は確かにハマってるしジムキャリー以外思いつかないくらい合ってる。
当時は映画マスク(1994公開)で出世したあとだったからそのイメージを少なからず引っ張っているようにも見え、どうしたってハイテンションなイメージを要求されていたのだろうなと見ていて思った。
ノリにノッていたジムの演技はとても真面目さが見えたしマスクの時とは対照的に根暗な科学者のようなイメージを彼なりに持っていたようにも思える。序盤の演技から、だんだんと調子づいて悪に染まっていく過程はなかなか彼の他の出演作では見れない怪演だといえるのでファンなら見ても損はない。
ロビンが不憫
ロビンがダサすぎる。
ロビン役のクリスオドネルは悪くないしティムバートンも悪くない、今見たらダサすぎるだけなんだ。
中盤までのコスチュームが特にダサくてピーターパンみたいな格好でスゲーちょっとだけバットマンを助けて無理やり見せ場作ったみたいな展開は正直どうなの?と思った。
あとでマシなコスチュームになるんだけど、それでも見せ場はないしむしろ足引っ張りまくりでロビン嫌われてんの?ってくらい不憫な扱いなので逆にそういう目線で見たら面白いと思う。
クリスオドネルもこれ以降の出演作で特に目立った役はないし、なんかロビンのせいなのではとか考えてしまうほど不憫だった。
トミーリージョーンズ
映画メンインブラック、今だと缶コーヒーのCMで有名なトミーがトゥーフェイスという悪者で出ている。
悪人になる前は弁護士だったのに硫酸をかけられてトゥーフェイスという2重人格になってしまった人物だ。
正直トミーのいいおじさんイメージが先行して全然悪人に見えないが、1作目のバットマンに出ていたジョーカーをイメージしてトミーが役作りしたのではないかと思うほど振る舞いとかがジョーカーっぽい。
もちろん悪いことをしてるし悪人になりきっているのだが正義のヒーローを多くやっているトミーが頭から離れなくて自分は正直微妙な心境だった。
上手い下手とかではなくて、他に誰かいたんじゃないの?って感じが否めないってところだ。
うーん・・。できればいい人の役で出てほしかったかな・・。
まとめ
えーここまで読んでくださった方は薄々気づいてるかもしれないが
この映画にこれといった見どころはない!
もちろんバットマン好き、ジムキャリー好き、ニコールキッドマンを見たい、トミーの悪人姿見てみたい、などの目当てがあるなら見てもいい。
逆に目的がないと見れないよこの映画は。
正直どんな人気作であろうと映画にするのは大変だと思う。2時間以内に構成と展開をまとめあげて見せ場がなければ足さなきゃいけないしカットすることもある。
いろいろあったとは思うがこの映画は90年代の世界観と匂いが感じられノスタルジックを楽しみ、懐かしみ、バットモービルとロビンのダサすぎるデザインに時代を感じてそれを魅力だと理解できる自分のような人間にしかささらない可能性が極めて高いということだけ覚えて帰っていただきたい。
私は高校生の頃買って見て面白いと思ったしジムキャリーの違う一面が見れて良かったと当時は思ったから、今も好きだし見れている。
もしこの映画があなたに響いたら私は嬉しい。
以上、また来てくださいね。